幸せ

１１ ページ11

亜嵐side









A「ほら！早く行ってこいっ！！！」


亜嵐「…え？………っうわ！！」







Aのやつ、俺がもたもたしてたら思いっきり押してきやがった




そんなこんなで目の前には不思議な顔したまみちゃん







亜嵐「あ、あの……俺、２年の白濱亜嵐って言いますっ！！！」


まみ「あっ、……知ってます」


亜嵐「へ？まじで……？」


まみ「先輩何かと目立ってるから……」






まじか、知ってんのか俺のこと


薄い顔じゃなくてよかったって今本気で親に感謝してる








亜嵐「よかったら連絡先教えてくれませんか？仲良くなりたくて……」


まみ「はい、私でよければ……」





まみちゃんの友達がきゃっきゃ言ってる中、連絡先を交換する



やべー、交換しちゃってるよ






亜嵐「じゃ、また連絡するね」



あんまり最初からグイグイ行くと気持ち悪がられるからな
ここはスマートに。







まみちゃんがいなくなった後、すぐAに報告とお礼したくて柱の裏に行ったけどもういなかった





待っててくれると思ったのに。







亜嵐「あれ、なんでいないんだろ。…先に帰っちゃったのかな」









.

１２→←１０

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す