~23~Hikari side~ ページ23
｢何もしないのは逃げ、かぁ。｣
この前Aに言われたことを思い出す。
好きな人と一緒に文化祭まわりたいなんてみんな思うに決まってるじゃない。
私の担当は執事喫茶の受付。
だから、あのイケメン2人組の姿も当然見えるわけで。
私はもう何ヶ月も前から失恋してるようなものなんだけどなぁ。
諦められないのね。
ホント、人の事言えないのは私の方だよ。
人の流れが落ち着いた頃、文化祭では生徒以外入れなくなる廊下の方から菜摘ちゃんが来る。
｢あれ？菜摘ちゃん、料理担当じゃなかったっけ？｣
菜摘｢…ぁーちょっとどのくらい来てるのかなぁって外見に行ってきたの｣
外…？そっちの廊下から外出れたっけ？
｢そっか〜！あ、ねぇAは？ 中にいる？｣
菜摘｢え!?Aちゃん？……いないけど、｣
ん、なんか今日菜摘ちゃん変。
文化祭だから？…にはテンション低いな、
あんま話したことないからわかんないけど、
こんな感じだっけ？
｢そっか、せっかく翔くんの姿見れるのにもったいないー。｣
菜摘｢…見れないまま終わればいいのに｣
｢え？｣
菜摘｢ううん！何でもない！じゃあ仕事戻るね？｣
笑顔で中に入ってった菜摘ちゃん。
私の耳に入ってきた小さな呟きは、
空耳ですか？
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ハチミツ(プロフ) - 妖夢さん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます★作品、見させていただきますね!!是非是非っお友達になりましょッ!!!!私は高1の女の子です☆彡.。 (2016年11月5日 22時) (
レス) id: 05e0ae04cf (このIDを非表示/違反報告)
妖夢 - 私も、占ツクやってます。良かったら作品見て言ってください♪あと、友達になりませんか？中2の女子です！ (2016年11月5日 19時) (レス) id: 52e4aae6c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハチミツ
| 作成日時：2016年11月1日 21時
