04 ページ4
「ん……」
あれ、私なんで寝てたんだろ…
…あ、倒れたんだった。
潤「あ、起きた。大丈夫か？」
「〜っ?!!」
目が覚めたら近すぎる松潤の顔。
もっかい倒れるところだった…。
潤「聡美さん、起きたみたいっす」
聡「あ、潤くんありがと。もう戻っていいわよ」
潤「はーい」
バタン
聡「Aちゃん、ごめんね。急に驚かすことになっちゃって」
「いえ、大丈夫です。それよりすみません。倒れたりなんかしちゃって」
聡「いやいや、しょうがないわよ。あの嵐だもの。私が最初に接した時はまだそれほど売れてないときだったのよ。それが今では日本を代表するスターだもんね。よく頑張ってると思うわ」
「そうなんですか…」
あたしはそれほど嵐を知らないけど、努力して成功してるグループなんだろうな。
聡「まあ、こんな話はいいのよ、ごめんね」
「いやいや、勉強になります」
聡「あのね、もっとAちゃんを驚かせてしまうかもしれないんだけど、私ね新しいマネージャーさんには嵐と一緒に住んでもらおうと思ってたの」
「一緒に、ですか」
聡「今嵐は5人で家に住んでるんだけど…、Aちゃんは女の子だし、倒れたりしちゃったこともあるからAちゃんが決めてちょうだい。明日まで返事は待つし、今日はとりあえず家に帰っていいよ」
「よく考えます。今日はありがとうございました」
家に帰ったら、まだお母さんは帰っていなかったから自分の部屋に入った。
仕事には就きたい。
だけど嵐のマネージャーだなんて。
しかもマネージャーになるってことは、嵐と同居するってこと。
どうすればいいんだろう…。
そのとき。
バタン
玄関のドアが閉まる音がした。
お母さんが帰ってきたんだ。
相談してみよう、お母さんに。
お母さんなら、解決してくれるはず。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奈央 | 作成日時：2010年7月20日 18時
