【MASHLE】イーストン魔法学校？ホグ〇ーツじゃなくて？

7話 ページ8

「デートで浮かれてんじゃねーよ！！
食べかけのシュークリームくれてどうすんだよ！俺との関節キス狙ってんの？！
俺の方が好きなの？！
ようするに喧嘩売ってんの？！それ国に楯突くも同然だけど？
だいたいこの服どうしてくれんのキミｲ！！
あ"あ"(ビリィｯ！！！)ぁ……ﾊﾋ…?
」

「申し訳ないんで洗って返します。」

え…服が…破れた。
マッシュは申し訳なさそうに警察の服だったものをもっている。

(なぜ人の服を破っておいてこんなに申し訳なさそうな顔ができるのだろう)

「あとAさんは恋人ではありません。
とっても親切な人です。
どちらかというとあなたよりはAさんの方が好きです。」

そして丁寧に先ほどの質問(？)に受け答えしていた。
もはや律儀なだけなのか煽っているのかよくわからなくなってきた。

まぁこの飲んだくれ警察官よりかは好感度が高いらしいのはちょっと嬉しい。

だがそんな態度の彼に
警察官は余計に怒りをあらわにしている。
てか怒りより怒涛のツッコミだな。
この人多分警察官より芸人の方が向いてるだろ。

なんて怒涛のツッコミに関心していると警察官の上司らしき人が現れた。

…随分と悪人顔の警察官だな。

何やらﾌﾞﾂﾌﾞﾂとこちらに近寄ってくる。
顔の傷がどうのこうの…

｢おい、そこのおまぇ(

彼がこちらに声をかけるか、かけないかの間に隣にいたはずのマッシュは消えていた。

否、連れ去られていた。

そこそこ老人のような男に担がれて



｢うちの息子がすみませんでしたー！！｣



と叫びながらとてつもない速さで街を出ていった。

「『…』」

｢…くくっ｣
『…元気なおじーさん。』

ニヤついている上司の警察官は何やら魔法を使い何かを企んでいる様子だ。


これ以上面倒事に巻き込まれたくない私は人混みの流れにまぎれた。
。
。
。
。
｢あれ！黒髪の嬢ちゃんが居ねぇ？！｣

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