【MASHLE】イーストン魔法学校？ホグ〇ーツじゃなくて？ (ページ37)

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番外編【相席食堂】ページ37

やはりあの4人組(問題児組)だったか。彼らに関わると何かと面倒ごとが起こる。ここはレモンちゃんに気づかれる前に離れるか…。

「もごももご…。ｺﾞｸﾝっあれ、あそこにいるのレモンちゃんとAちゃんだ。」
「あれ、本当だ。席探してる見たいだね！おーいレモンちゃーん！Aちゃーん！」

う”っしまった！

「あ！！あそこにマッシュくんたちがいますよ！いきましょう！！！」
『レモンちゃん！あっちにもあいてr』
「マッシュくん♡お隣座ってもいいですか？」
「ﾓｸﾞうん、いいよ。ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

先ほどまで私の隣にいたはずのレモンちゃんは気がつけばしっかりとマッシュくんの隣の席を確保していた。…レモンちゃんのそういう自分に素直なとこ、好きだよ…ハハハ…。

「A、ここ空いてるぞ。」
「うぉっ、と。ランステメー！急に詰めてくんじゃねーぞ！落ちるだろうが！！」
『あ…うん。じゃあお言葉にあまえて。』

ランスくんに隣に座るよう催促されてしまったので諦めて相席させてもらった。

「Aちゃんが食堂に来てるなんて珍しいね？もしかして例の限定メニューが目当て？」
『いや、私はそれの付き添いですよ。フィンくんたちは普段からそろって食堂にきてるんですか？』
「僕たちもたまたま揃っただけなんだ。普段は揃うこともあんまrうわ！！(ドン」

フィンくんと話していると振動でフィンくんが驚く。後ろを通った学生に当たってしまったようだ。しかも当たってきた相手の様子がおかしい。見た目はモヒカンのような髪型で、こいつだけ明らかに世界観が世紀末だ。

「おいごら一年坊主！！！何してくれやがる！お前が当たってきやがったせいで俺の服にステーキのソースがついちまったじゃねーか！！！！！」
「え？僕座ってただけなのに…？」
「ああ？！口答えすんのかこの野郎！！クリーニン代として１０万よこせや！！さもないと…。」

そう言って男は銀のナイフをフィンくんに向けてきた。なんだこいつ、魔法使いのくせになんで脅しがナイフなんだ。

「ひぃ！ごめんなさい！ごめんなさい！」
「まあまあ、落ち着いてください。ひとまず僕が拭いてあげます。」

そう言ってマッシュくんが男のシャツについたソースを拭き取ろうとしたが…

ビリッ「「「あ。」」」
「ごめんなさい。シャツ破っちゃいました。」

やはりこうなるよな。うん、わかってた。
なんで毎回こうなるんだろう。