【MASHLE】イーストン魔法学校？ホグ〇ーツじゃなくて？

番外編【相席食堂】 ページ35

※本編とは一切関係ないオリジナルストーリーです。時間軸も違うので普通にドットくんもいて皆仲良くなっています。タイトルと某番組は全く関係ありません。
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本日の天候は雨。空気もじっとりとしており、普段は活気あふれる校舎内もどことなく静かに感じる。
こんな日の放課後は自分の寮室に引きこもってベットの上で魔導書を読み漁るに限るものだ。
それは最高に至福の時であり、決して誰にも邪魔はさせn

「Aちゃん！起きてください！！」

…ないとは限らないよね。

バンッと勢いよく寮室のドアを開けてページを捲る手を止めてきたのは同室の相方であり、カワイイカワイイ友達のレモンちゃんであった。

「Aちゃん大変です！ベットでゴロゴロ本を読んでいる場合じゃありません！！」
『んぇ…どうしたのレモンちゃん。今日は一体どんなマッシュくん語りを聞かせてくれるのかな…。』

魔導書をベット脇に置いて体を起こす。このカワイイ友達の恋愛モンスター具合にはだいぶ慣れた。
きっと今日もこんなマッシュくんがカッコよかった〜とか、彼との結婚式の式場は〜と言った話が飛んでくるんだろう。
私はいつものように彼女の恋バナを聞かされるのを待っていたが…どうやら今回は違うようだ。

「今回はマッシュくんは関係ないです！見てくださいこのチラシ！！どうやら学校内の食堂で限定お化けイチゴのスペシャルデザートセットが始まってるんです！」
『ええ〜食堂行くの…？』
「お願いしますAちゃん！これ最低2人以上いないと注文できないんですぅ…！！」

キラキラした瞳をうるうるとゆらし迫られる。…仕方がない、レモンちゃんの頼みとなれば断れない。

『はぁ、いいですよ、ちょうど夕飯の時間だし。でも私甘いの苦手なのでちゃんと全部自分で食べるんですよ？』
「はーい！Aちゃん大好き！」
何かとレモンちゃんに甘い私は了承し2人で部屋を出た。

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