【MASHLE】イーストン魔法学校？ホグ〇ーツじゃなくて？

29話 ページ30

試合が終わり、フィンくんに別れをつげて
レモンちゃんと一緒に寮の部屋へ戻る。
　
憧れのクィ○ィッチもといドゥエロの試合をみた興奮と
とんでも脳筋プレーで理想をぶち壊されたことのショックで今はとても休みたい気分だ。

隣を歩くレモンちゃんは
マッシュくんにぞっこんらしく
聞いてもいないのに先ほどの試合で活躍(？)したマッシュくんのカッコよかった姿をあれこれ語っている。

「さっきの試合のマッシュくん本当にカッコよかったですよね！
あんなカーブをつけた投球ができるなんて…！
今日のマッシュヘアーは一段とサラサラしてるように見えました！
そう思いますよね！Aちゃん！」

『…え？ええ、そうだね！
一段とマッシュしてたよね？』

「ちょっとー、話ちゃんと聞いていましたかー！

…あのね、Aちゃんに相談なんですけど、
私、マッシュくんのために何かしたいんです。
でも、何がマッシュくんのためになるかわからなくて。
どうすれば！マッシュくんとけっこmン”ン”
マッシュくんのためになると思いますか！」

『いや今本音ほぼ漏れてたからね？
誤魔化せてないよ？
…うーん、何だったとしても
やっぱり自分のために何かしてくれる
女の子がいれば好きになっちゃうと思うけどなぁ。』

少し危ない発言も聞こえたが、年頃の女の子と恋バナをするのは楽しいもんだ。
この可愛い友達の為にも何かいいアイデアを出したいところだが…

『あ！マッシュくんの苦手なところをサポートしてあげたら？例えば勉強が苦手なら一緒に教えてあげるとか！』

「っそれ！すごくいいアイデアだと思います！！
私、早速図書館に行って参考書たくさん借りてきます！！！」

レモンちゃんはそう言って図書館のほうへ
すごい速さでかけていった。

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