【MASHLE】イーストン魔法学校？ホグ〇ーツじゃなくて？ (ページ28)

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27話ページ28

私は今猛烈に感動をしている。
人生最高の日だと言っても過言ではない。

現在私は同室の友達であるレモンちゃんに誘われて、とある試合の観戦に来ていた。
そのスポーツの名前は”ドゥエロ”というらしく、魔法界でもトップの人気スポーツらしい。
そしてこのスポーツを説明しろと言われれば私は間違いなくこう叫ぶだろう

『クィディッ○じゃん！！！！！！！！』
「Aちゃん！？急に叫んでどうしたの！？」

隣の席に座っているレモンちゃんは急に叫んだ私に驚いてあわあわしている。
だがここはどうか許してほしい。本の中で、画面の中で何度も見てきた憧れのスポーツが目の前で行われているのだ。

箒に乗った選手たちが空中をスイスイと飛び、得点源となるボールを奪い合う。
地域差なのか少しク○ディッチと異なる部分もあるがそんな細かいところは気にしない。

『レモンちゃん！！ありがとう！私これからはドゥエロサポーターとして生きていくよ！！』
「え！？ちょっとAちゃん泣いてるの！？そ、そんなにドゥエロ見れたのうれしかったんですね…」

私は感動のあまり涙が溢れていたようだ。

ｺｿｺｿ
「ね、ねえレモンちゃん。
この人が本当に前話してた同室の友達なの?
聞いてたイメージと全然違う気がするんだけど…!」

「私も驚きました。普段のAちゃんはもっと落ち着いてて、
こんな荒ぶってる姿初めて見ました…」

「噂では、亡くなったはずのところを
闇の儀式で生き返らされた改造人間ってのを耳にしたよ…」

「それはないですよ!今は明らかに様子がおかしいですが
Aちゃんは普通の女の子です!! いくらフィンくんでも怒りますよ!」

「いや、流石に僕も信じてはないけど…ごめん…」

何やらコソコソレモンちゃんと話している少年。
彼は私たちと同じ寮のフィン・エイムズくん。
先ほどレモンちゃんに紹介されて、今は一緒にドゥエロの試合を見ている。

…私また新しい噂流れてるのか…。
てか今度のは流石に突飛すぎるだろ