いきなり嫁宣言されました。【ホークス】

#紅い翼 ページ13

心「そうなんですか。」



チラッと紅い羽を見る。



....。
綺麗だなぁ。



一つ一つの羽が美しくて...ずっと見ていられる。




ホ「...？俺の翼、なんかゴミでもついてる？」




はっ！いけない、



心「ちょっと羽が綺麗だなぁ〜って。」




ホ「.....。」



ホークスさんは自分の羽を持ち、一枚ブチっと取った。


そして...




ホ「はい、どーぞ。」



私に1羽の羽を渡された。


もしかして、私に...？





ホークスさんはニッコリと笑ってこう言った。



ホ「Aだけ、特別。」






っっ！！



なんだこのイケメンはぁ〜〜！





くそ、我ながらドキッとしてしまった。




『特別』って初めて言われた。





なんか、嬉しい。




心「...ありがとう。」




そう言って微笑む私に彼はフワフワのジャケットで顔を隠した。





照れてるな。





....でもまたなんか言ったら襲われそうだから言わないでおこう。









ホ「...もしかして好きになった？」









心「....まだです。」




ホ「お、否定しない。」







まだ、好きになれないの？って囁いているもう1人の自分がいる。



だって、人を好きになってもいいの？





ホークスさんはこんなにイケメンで性格もいい。全て揃っているのに。




私なんかが、こんな人を好きになってもいいの？









ホ「....いいに決まってじゃん。」






心「....え？」

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