【荒北靖友】キミが教えてくれた愛

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飾り付けされた部屋に たくさんの料理、美味しそうなケーキ、可愛くラッピングされたプレゼント。


去年の誕生日は紗南と2人だったけど、今年は靖友くんと金城くんもお祝いしてくれる。


私はこんなに幸せでいいのだろうか。




紗南 ｢やっと20歳なったんだからもっと飲んで〜！｣



荒北 ｢オマエ酔っ払いすぎなんだヨ！！｣



紗南 ｢こう見えて全然酔ってないから！テンション高くなるだけだから！｣




私にどんどんお酒を勧めてくる紗南と、それを横から阻止する靖友くん。


2人の間で ｢うるさーい｣ と文句を言いつつ楽しんでる私と金城くん。


楽しい時間はすぐに過ぎて、既に時間は22時を回っていた。




紗南 ｢今日さぁ〜、水買ってくるの忘れたんだったぁ〜私買ってくる！｣




突然思い出したように、財布と携帯を持って出ていこうとする紗南を引き止める。




｢紗南待って！ひとりじゃ危ないから私も行く！｣



紗南 ｢だめ！今日はAの誕生日なんだからここにいて！｣



金城 ｢Aちゃん、夜に酔ってる女の子2人で出歩くのは危なすぎる。俺がついてくよ｣




私がついてくより安心だと思い金城くんにお願いして、2人が出て行った静かな部屋で靖友くんと目が合った。





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