【荒北靖友】キミが教えてくれた愛

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あれから2ヶ月ほど経ち、季節は梅雨から夏になった。




あの日から彼とは連絡を取っていない。


向こうも何も送ってこないし 私はその程度だったんだと突きつけられるけど、前みたいな苦しさはなくなった。


というのも、靖友くんといる時間が増えたから彼のことを考えることがなくなったからかもしれない。


まだ付き合ってはないんだけど…


曖昧な気持ちのままでは靖友くんに失礼だから、私の気持ちがちゃんとしてから付き合いたいと言ってある。




｢さ！掃除しようかな〜｣




今日は私の誕生日で紗南がお祝いしてくれるらしく、昨日の夜に《明日は紗南ちゃんの手料理でお祝いだよ〜！》とテンション高めのメッセージが届いていた。


掃除や家事をしてたら時間はすぐに過ぎて、家を出る時間になった。




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｢｢｢誕生日おめでとう〜！！！｣｣｣



｢え〜！なんで2人もいるの！？｣




紗南の部屋に入ると靖友くんと金城くんもいて、いると思わなかった2人がいて嬉しかった。




紗南 ｢今日の主役はAだからね〜これつけて！｣




そう言って おもちゃのティアラを頭に乗せられて、私の誕生日パーティーが始まった。




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