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白石side�� ページ3
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今日も俺の席の隣は開いたままなんやろか
謙也「なぁ今日は来とると思うか？
れ…ほら…あれや、AA！」
俺の席の隣にいるはずの子の名前を
大声で話す謙也
謙也「転校初日からインフルエンザで休みて
どう考えても出来過ぎやろ！」
転入生のAAさんは、
謙也が言った通り、ずっと学校を休んどる
初めはどんな子やろ？ と、クラスでも話題になったんやけど、さすがに1週間も経つと、その話題にも飽きてくる
今となっては、その子が可愛いかどうかという賭けの対象にされとる
謙也「俺、今日も来ない方に100円賭けたるわ」
白石「100円て、エライショボショボやな…」
正門から玄関の靴箱に向かいながら、謙也がなんでか知らんがドヤ顔で俺に話してきた
謙也「加えてやけど、この子俺の趣味とちゃうで。俺の野生の感がひしひしと訴えてきとるわ。」
彼女の靴箱をピンッと弾き
謙也はおどけて言った
謙也って…野生の感あったんやな…
クラスの男子で、Aさんが可愛いかどうかを賭けている
んでもって、何故か謙也は可愛くない方に賭けとるらしい
こんなネタにされて、Aさんもかわいそうやな…はよ来よったらええのに…
謙也が、こちらを見ながら
上履きを靴箱から取ろうとしたとき、後ろに小さな人影が存在していた
白石「あっ…謙也……後ろにっ……！」
貴「きゃっ！」
小さな人影と謙也がぶつかり
その子は床に倒れこんでしまった
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作者名：駄目者みゆぞう x他1人 | 作成日時：2017年7月27日 14時
