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信じられないことに、あの防弾少年団様の専属のメイクになって半年が経とうとしている
超人気アイドルのメイクなんて、ってはじめはビビリまくってたけど、最近になってやっと慣れてきてメンバーに会っても緊張しなくなった。慣れって凄い。
「テヒョンさんお願いしまーす」
そう呼べば、テヒョンさんは弄っていたスマホを置いてメイク用の椅子に座った
「今日はちょっと時間かかるかもしれないです」
『りょーかい！』
特に会話をすることもなく黙々とメイクを進めていると、じっと私のことを見ている端正な顔に気付く
あ、メイク気に入らなかったのかな...
「...何か気になる事がありますか？」
『うん』
「え、」
真顔で頷かれて軽く狼狽える
うわああやっちまった慣れてきた時が失敗しやすいって言うけどマジじゃん
「す、すいません！メイクやり直しますね！」
『ちょ、待って(笑)』
慌てて化粧落としの液を準備しようとすると、テヒョンさんに腕を掴まれた
『そうじゃなくて』
「メイクが好きじゃないんじゃないんですよね...？」
『違うよ！今日のすげぇ好み！』
じゃあ何が気になるの？分からなくて思わず首を傾げれば、また笑われて
『Aちゃんってさ、俺達の担当になって結構経つのにずーっと敬語で話すじゃん』
「？」
『でもさ、俺達同年代だし！てか俺同い年だし！Aちゃんと仲良くなりたいの！』
ぎゅ、っと掴んでいた腕に力を込められる
『だから、俺のことテヒョンって呼んで？』
あと敬語禁止！って言って目の前で笑うテヒョンさん
「えっ、で、出来ませんよ！」
この人自分が超超人気の防弾少年団のあのキムテヒョンって分かって言ってる？
馴れ馴れしくテヒョン♡なんて呼んだりしたら周りのスタッフさんからなんて言われるか...
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おむちゃん(プロフ) - はらさん» すみません！見落としていました (2018年4月8日 19時) (
レス) id: aa01c6b7d8 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外して下さーいちゃんとルール守って下さーい (2018年4月7日 9時) (レス) id: be2480af91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむちゃん | 作成日時：2018年4月7日 2時
