雨の日のふたり⑤ (ページ44)

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JK「ヌナ」

「はい」

JK「メチャクチャ気になるので聞きますよ」

「ダメです」

JK「って言われてもムリです。昨日って・・・」

やっぱり聞くのかい！ってちょっと笑っちゃって
チョンさんも笑っていて

初めて会った時も感じたけど
チョンさんを包み込んでいる空気はとっても柔らかくて穏やかで優しい・・・

顔を見ると「ん？」って途端に心配そうな顔をする。

ん、、、ズルいよね。

JK「聞かせて」

「うんん。本当に大丈夫だから、、うん」

JK「彼？」

「え？」

JK「元カレ？今カレ」

「ぁ。」

JK「どっち！！」

大丈夫と言った私の答えに少しムッとしながら今度そんなことを聞いてきた。

「あのぉ、、チョンさん」

JK「それももうヤダ、ジョングク、チョンさんってヤダ。オレ年下だし、さんいらないし」

「え、、でも、、」

JK「ジョングク！グク、グガ、、、そーゆーのがいい」

HS「ｸｸ、、(笑)」
YG「なんだそれ」

JK「うっさいです！ヒョン達は仕事の話しててください」

YG/HS「「はいはい」」

JK「Aヌナ」

「・・・はい」

JK「・・・・・」

「ジョングク、、、さん」

JK「・・・・ま、今のとことはそれでいいです」

「そうしてください」

JK「で、どっち？今か元か」

「ジョングクさん、」

JK「ん。」

「プライベートの事なので深くお話するつもりはないんですけど、あの、、私の勝手で迷惑を掛けたら申し訳ないんで・・・」

JK「申し訳ないと思ってるなら深く話してください。事情が分からずなのは事を厄介にするだけです。迷惑が掛かるって言うなら尚の事ちゃんと話さなきゃダメじゃないかな？」

その通りなんだけど・・・
確かにその通りなんだけど・・・

巻き込まないように努力はするつもりだから
正直これ以上聞かないでほしい。

と、言うよりも

この時、私はいつの間にか真横にぺったり引っ付いて話をするジョングクさんに
彼との事は知られたくないって・・・

そう思っていた。

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