雨の日のふたり⑤ (ページ32)

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【ジョングクside】

でも店の外にヌナの姿はもうなくて急いであたりを見渡すと

大通りの向こう
雨の中を歩くヌナが見えた。

大きく深呼吸を１つ・・・

傘を広げて急いだ。

駅に向かう様子はなくてこのまま歩いて帰る気？

少し先の長い歩道橋を一気に駆け上がる。
途中見下ろしたまだまだ先の歩道には下を向いたまま色んな人にぶつかってるヌナ

JK「ったく！！」

転げ落ちるんじゃないかってくらいの勢いで今度は駆け下りた。
呼吸を整える

JK「え！」

ちょっと目を離したすきにまた転んだのかスーツ姿の2人組に立ち上がらされてる

ダッシュ！！ダッシュ！！！

JK「すみません。ご迷惑お掛けしました」

「僕たちこそみすません、、でも大丈夫ですか？」

ヌナは下を向いたままで

JK「はい、ボクが待ち合わせに遅れちゃって」

いい人たちでよかった。

ヌナの腕を取り「行くよ」って声を掛けたら

「、、どうしてチョンさんが」って

JK「どうしたもこうしたも買い物してたら傘もささずに色んな人にぶつかって歩くヌナが見えたから」

「見えたからって・・・」

JK「放っておけるわけないでしょ」

「・・・・・」

JK「ケガはない？」

「はい。買い物はいいんですか？」

JK「ああ、うん。もういいかな」

怪訝そうな顔してオレを見上げたヌナは思いっきり泣き顔で・・・

「また助けて頂いて何度も何度も本当にすみま

「グガーーーーーーーーーーーチョングガーーーーーｲﾋ」

・・・・・さっき以上に注目されてるオレとヌナ

JM「オレ達の誘い断ってデートってオマエいい度胸だね(笑)」

「すみません私がチョンさんに助けて頂いてごめんなさい、失礼します」

JK「え、あ、待ってヌナ！」

TH「ええ、、あ、うん、、ごめんなさい。」

逃げ出そうとしたヌナをテヒョンイヒョンが難なく捕まえて謝って・・・

TH「そのままじゃ風邪ひいちゃうからグガ」

JK「ん、でも、、」

TH「あのグガのヌナさん？」

「え、、あ、、、、はい」

ぷって笑ったジミニヒョンを見ながら困ったように返事をしたヌナ。
ってオレは冷や冷やしてるんだけど・・・

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