雨の日のふたり⑤ (ページ25)

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【ジョングクside】

HS『この２件でいいのか？』

JK『はい。その２件でお願いします！』

ホビヒョンにそう返事をして、
もしかしたら？とか勝算のない事を想像しながらその日は先にジムへと急いだ。

帰りに買い物どうしようって
でも面倒だなって考えていたら・・・

見覚えのある傘が目の前を通り過ぎた。

JK『え、、なんでダッシュ？しかも猛烈って転んだりしたra、、、、あ！』

案じてた事態が起こってすぐ体が動いたけど思いとどまった。

こんな時どうしたら・・・

でも雨の中、荷物に足を取られて豪快に倒れ込んだから思い直して動き出すと
なかなか起き上がらない、、起き上がれないんだろうけど

その姿に周りが騒がしくなる

JK『アシっ！！見てんじゃねーよ！！』

急いで駆け寄って手を取って救い上げその場から離れた。

そんな出会い方はしたくなかった。

もちろん今の今まで彼女がオレに気付いていることはなくて・・・

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ジムでその夜も見かけた

外は結構な雨。

マシンの速度を上げて窓ガラスに映る２人を見ていた。

マシンからは大通りが見渡せる。

どうかどうかって願っていて
でももし見かけたとしてオレはどうするつもりなんだろう・・・

少しすると２人の姿はもうなくてホッとした。

のもつかの間・・・

びしょ濡れの彼女を見ながら、もしかしてって嫌な予感。

聞けないし聞かないけど・・・

部屋に彼女がいることが信じられなくて
平静を装ってるけど心臓がバクバクいって発作で死んじゃうんじゃないかとか(笑)

自分ちのキッチンに彼女が立つとかさ・・・

夢か！って話で思考が停止して寝たねオレ・・・(笑)

でも起きたら彼女がいなくて焦った。

マジ焦ったしな。

探しまくったらキッチンの床に「こてん」って眠ってる生き物発見して
Maxに心臓バコバコしたし・・・

触るよね。
触るに決まってるよね。

我慢なんてしないし

自慢じゃないけど好奇心は人一倍旺盛なんだよ
そこが魅力ってよく言われる

膝を抱え込んで座りゆっくり手を伸ばしてキレイに手入れされた髪を撫でみた

ピロろ～ん♪ご飯が炊けました

・・・・・アホ炊飯ジャーめ！

ピクって動いたヌナにオレの手も動けなくなる。

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