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実家の事業が傾いていたらしく、そのために会社を辞めたんだとか・・・
『見事に1年で復活させてきた』って笑顔で・・・
『ボクいま社長＾＾』って少しテレて・・・
『ヌナ？外は雨だよ』って・・・
それからまた1年、友達みたいにふわふわ一緒に過ごしてきた。
気付けば1時間くらい経っていて雨脚は弱くなっていたけど足元はすっかり濡れていた。
だからと言って雨で途中に傘を買うなんて私にとってはありえないことで、
ちょっと屈辱的にさえ感じてしまうからフードをかぶって外に出た。
小走りに駅にたどり着いたけど急な雨でなかなかな混みようの電車を何本か見送って・・・
でも実際はスマホを見ながら動けないでいた
そこでもまた30分、鳴るはずの無いスマホをようやく諦めてポケットにしまい電車に乗った。
最寄り駅に着くとまた強まった雨脚に立ち止まる。
スマホを取り出すけど・・・・・
「はぁ。。。。なにやってんだろ私っ。ほんっとバカみたい」
「ほんとバカなの？」
！！！
振り向くと私のお気に入りの傘をさしてなんだか不機嫌そうに立っているリョウク。
「っほんとっさーなんなの？なにやってんの？そんなに濡れて」
「って自分こそなんなの？なんで居るのよ」
「はぁ？」
「はぁ？って・・・」
「だってそうだろ！どうして待ってないで勝手に帰るんだよ！」
「待つ？」
「だってデートって言ったじゃん？なのに勝手に帰るってバカ？」
「・・・・デートって、、彼女送るって、、、私じゃないじゃん！！デートなのは彼女となんでしょ！どうして私なんか誘ったのよ！リョウクこそバカにしてるじゃん！！」
たまらず雨の中飛び出した。
けどあっという間に掴まれた腕・・・
案外と足が速いところ。
「ふっ・・・(笑)」
「なにがおかしいんだよ」
「別に。」
「なにそれ」
「放してよ。彼女ほったらかしでいいの？こんなところにいないで
「行くよ」
掴まれた腕を引き寄せられる。
見上げると少しだけ上にあるリョウクの顔。
「これ返してよね。一番のお気に入りなんだから」
「知ってるよ。ボクがプレゼントしたんじゃん」
「ん、だからちゃんと返して」
「だから行こうって」
リョウクの視線の先に大きな四駆の真っ黒な車
歩き出すリョウクに腕を引かれ歩き出す私。
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myu(プロフ) - みおなんさん» みおなんさんこんばんわ。一気読みありがとうございます＾＾うん確かに足元濡れるのは嫌よね＾＾；だから私はオシャレ長靴派です＾ｍ＾なにせ雨好きなので(笑)雨好きな人増えてくれたりしちゃうかな＾＾一緒に雨を楽しんじゃいましょ＾０＾ (2019年12月20日 16時) (
レス) id: 79fae12944 (このIDを非表示/違反報告)
myu(プロフ) - みかんさん» みかんさんこんばんわ。ユノね＾＾見守って包まれてる感を感じて頂けてよかったです♪私も書いていて、へ〜ユノぉ・・ってドキドキでした(笑)お話大好き＾＾とってもうれしいです。ありがとうございます。ん？次？誰にしよっか＾ｍ＾その前に雨降るかな〜ｸｸｸ (2019年12月20日 16時) (レス) id: 79fae12944 (このIDを非表示/違反報告)
みおなん(プロフ) - myuさーん！ドキドキしながら一気に読ませて頂きましたー(^^)雨の日、足下がビショビショになって嫌だけど、ユノとの素敵なお話に雨が好きになりそうですよ？笑 天気予報の雨マークが楽しみになりそうです(^^)v (2019年12月18日 11時) (レス) id: a5415b0ddc (このIDを非表示/違反報告)
みかん - myuさんおはようございます。雨の日ユノ編集ドキドキしながら楽しませて頂きました。見守って包まれてる感が最高でした♪次は誰かなって楽しみも。憂鬱な雨の日が楽しみになりましたよ〜myuさんのお話やっぱり大好きです。 (2019年12月18日 7時) (レス) id: 547898a9fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：myu
| 作成日時：2019年11月27日 2時
