金田一少年の事件簿N(neo) #1銀幕の殺人鬼

5話 貴方side ページ6

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竜「ミステリー研究部の部員4人だけになっちゃいましたね」

一「俺のせいじゃないもん」

貴方「チューしたくなる飴？」

なに食べてるのお兄ちゃん。

竜「先輩のせいですよ！このままだと廃部です」

真壁「金田一！」

急に机を叩いて叫んだ部長。

貴方「ビックリさせないでくださいよ」

部長はお兄ちゃんのところまで行った。

真壁「よくやった」

「は？」

真壁「俺はずっと映研に潜入するチャンスを狙ってたんだ」

竜「潜入？」

貴方「何でまた」

真壁「知らないのか？あの映研の有名な噂」

一「噂？」

貴方「噂って？」

真壁「スコーピオンの呪いだよ。一昨年日本アマチュアシネマ準グランプリを取った、『殺人鬼スコーピオン』って映画にまつわる噂」

真壁先輩は、本を取ってお兄ちゃんの写真いる所へ持っていった。

真壁「殺人鬼スコーピオンが神出鬼没に人々を殺して行くホラーアクション。
で、その映画にかかわった者は死ぬ。…って噂だ。
去年、夜遅くまで居残った美術部の連中が実際にスコーピオンの姿を目撃したらしい。
それ以来、その映画は映研の奴らに封印された。どうだ？何かワクワクして来ただろ？」

竜「出た〜部長のオカルト」

貴方「普通に怖いです」

真壁「よし、映研に潜入だ。真相を突き止めるぞ」



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