No.55 ページ5
【JUN】
M「なにか、したいことある？」
松本さんが尋ねると、顔を見合わせて困ったように笑う2人。
松「智、和？なにか、してみたいことがあるの？」
俺が聞いてみれば、2人はちょっと恥ずかしそうに頷いた。
松「松本さん、2人に聞いてくれてるよ。
言ってみたら？」
智「いーの…？」
M「もちろん。
俺たちに出来ることなら。」
和「んっと…。」
智「あの、ねっ…？」
和「あの…、すてーじ…、いき、たい…。」
智「そんなの…、できる…？」
2人がうるうるした目でそう言うと、松本さんは吹き出した。
M「なんだぁ、びっくりしたー！
もっと難しいこと言われるのかと思った！」
コロコロ笑う松本さんを見て、2人は首をかしげてる。
M「全然いいよ。
解体作業は今日の11時からだからね。
まだあの状態のまんま、残ってるよ。」
そう言う松本さんを見つめてから、ようやく理解したように遅れて顔に笑みが広がる。
智和「ほんとっ？！」
松「うん、ほんと。」
智和「やったぁっ！！ありがとっ！！」
2人は目の前の松本さんにぎゅっと抱きついた。
松本さんも、優しく笑いながら頭を撫でてる。
嵐の皆さんって、ほんとに優しいんだな…。
いやさ？
翔さんと相葉くんと違って、俺が嵐さんに会ったのって商店街に来た時だけだから。
3回くらいしか会ったことないし、しかもそのうちの2回は大野さんと二宮さんだけだったからね。
うちに、ご飯食べに来てくれた時しかお会いすることないからさ。
あんまり知らなかったんだよ、皆さんのこと。
だけど、今日一日ですごく好きになった。
ライブ見て、目の前でお会いして…。
ほんとにいい人たちなんだなって思ったよ。
しかも、3回しか会ったことないのにチケット送って頂けるって…。
ほんとに申し訳ない。
…でも、超楽しかった。
智「ひろぉい！！」
珍しくパタパタ駆け回る智と、
和「んぅ、まぶし…っ…！」
コロンと寝転がって照明にやられた和(笑)
O「んん、まぶしいなぁ…。」
和の横に胡座をかいて座ってる大野さんと、
N「もー、智くん！
俺ライブ終わりなんだけどーっ！」
笑いながら智を追いかける二宮さん。
と、それを微笑ましく見詰めちゃってる俺ら6人。
そんな時…。
相葉さんが、突拍子もないこと言い出した。
A「ねぇ、踊ろうよ！！」
『えっ？』
全員の声が揃って、智と二宮さんさえピッタリ止まった。
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智宮SK(プロフ) - ヒールさん» ヒールさん、大変遅くなってしまい、申し訳ございません。無事に完結致しました！リクエスト頂き、ありがとうございました！！これからもどうぞよろしくお願い致します。 (2019年2月26日 17時) (
レス) id: 5c0a0b0fa2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒール - こちらこそリクエストに答えてくれてありがとうございました (2019年2月26日 16時) (レス) id: 029c29270e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろしば | 作成日時：2019年2月2日 14時
