No.51 ページ1
【SHO】
ザーって水の音がして、シャワーを浴びてる人がスクリーンいっぱいに映し出される。
タオルでバサバサって頭を拭いてた手が止まってタオルが外れると、そこに姿を現したのは大野さん。
会場の人達と一緒に和也くんは大興奮で、『あ！おーちゃ！まーくん、おーちゃん！！』ってちっちゃな手でスクリーンを指さす。
それから、勢いよく『Bad boy』のイントロが鳴り出す。
パッとステージ上に、大野さんが姿を見せた。
会場は大盛り上がり。
今回の曲は、特にダンス重視だって聞いた。
…うん。
やっぱり、大野さんの芸術センスって凄いんだなって思う。
独特だけど、その対比でさらに人を魅了させるよね。
和也くんと智くんは、かなり小さいけどしっかり見える大野さんのシルエットに釘付け。
一言も発さずに、じっと見詰めてる。
今回だって、スクリーンはすっごいふざけてるのにダンスはめちゃくちゃ難しそうで、すごく疲れそう。
それでも息一つ乱れてない大野さんは、おじいちゃんだのなんだの言われてても、やっぱりものすごい人なんだよね。
裏での努力を惜しまない人。
そういう人なんだなと思った。
そこからいくつかの曲とMCを挟んで、松本さんのソロに入ってきた。
今回の松本ソロはね、珍しく柔らかい曲なんだって。
衣装もすごく可愛らしくて、オレンジマーブルのコートに青ベスト、白パンツっていうスタイル。
いつもとは全く違う角度からの攻め入方だったね。
次の曲は『Miles away』で、俺はそこのブロックが一番好きだったかな。
『Miles away』は大野さんの監修曲。
リーダーがフェイクを沢山入れたい、ってすごくこだわってたって松本さんが言ってた。
嵐の5人って声のバランスとかもすごく均等な感じがするんだよね。
だからこそ出来る楽曲でもあるんじゃないかな。
『聴かせる』ことに特化したこの曲は、何だか幻想的で不思議な世界観を持ってる気がする。
この『Miles away』に似た世界観を持ってたのが、二宮さん監修『WONDER-LOVE』だった。
5人のダンス曲で、舞台セットもキラキラしてて、星空みたいな綺麗な作り。
5人が連動して動いてるところとか、演出の奥深さに感動しちゃうよ。
きっとものすごく大変だけど、この舞台を順番に作り上げていくことは楽しいことなんじゃないかな。
いつか、このチームに混ざってみたいな、なんて思ってしまう。
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智宮SK(プロフ) - ヒールさん» ヒールさん、大変遅くなってしまい、申し訳ございません。無事に完結致しました！リクエスト頂き、ありがとうございました！！これからもどうぞよろしくお願い致します。 (2019年2月26日 17時) (
レス) id: 5c0a0b0fa2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒール - こちらこそリクエストに答えてくれてありがとうございました (2019年2月26日 16時) (レス) id: 029c29270e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろしば | 作成日時：2019年2月2日 14時
