47：昔話の時間【SHO】 ページ47
N「…どうして、作詞を…？」
櫻「…半年前の…、知ってるかなぁ…。
あの、犯人が拳銃を持ってて発砲して…。
それで警察官が怪我したって事件。」
N「…あ。あの…、倉庫で…ってやつですか…？」
櫻「そうそう、それです。
まあ、あの時に油断して…。
流れ弾に当たって、その上鉄パイプ倒されて身動き取れなくなっちゃってね…。」
N「っ…。」
櫻「…その時に、脚を切断したんですよ。」
N「せつ、だん…。」
櫻「…ふふっ…、うん。
そっから4ヶ月入院して…、やっと退院してあの商店街に。
刑事は辞めました。
未だに部署を代わって働かないかって言われてるけど…。
今の方が楽しいから。
断り続けてるんです。」
N「そう……、ですか…。」
櫻「…ごめんなさい、暗くしちゃって。
そんなに深く考えないで下さいね。」
N「…はい。」
櫻「…楽しかったです。嵐さんの歌詞作るの。」
N「…え？」
櫻「皆さんのこと調べて…、ドラマの原作も読んで。
相葉さんと、皆さんの声の感じ覚えて、こうなったら綺麗だなぁとか、こうしたらかっこいいなぁとか。
…すごく、楽しかった。
まだ仕事始めて3ヶ月くらいなのに、依頼していただいて。
嬉しかったんです。」
N「…こちらこそ…。
最初仮歌聞いた時…、これどうなんだろうって正直思ってて…。
でも、歌詞を入れて歌ったら、すごく好きになって。
ほんとに聞いた時衝撃を受けました。」
櫻「…すごく、嬉しいです。
いつか…、また皆さんから依頼をいただけるように努力します。」
N「…また、よろしくお願いします。」
二宮さんは、くふっ、って彼独特の笑い方をする。
俺も自然と笑顔になった。
櫻「ただ今戻りました。」
N「戻りましたー。」
日「あ…、っさ、櫻井さん、二宮さん！
お、大野さんが…！」
櫻N「…え？」
俺は二宮さんを背負ったまま、バスへと向かう。
二宮さんを支えながらバスに入ると、小さく背中をふるわせる大野さん。
それを見つめる双子ちゃん。
駆け寄りそうになったけど、俺も二宮さんもここから動かなかった。
和「…おーちゃ。」
智「さと、くん。」
2人が、ちっちゃい手を大野さんの背中に乗せる。
O「…っ…！
っ…ん、やだ…、くらいの、いやっ…！」
少し薄暗い程度のロケバス車内。
いつもだったら平気だって言ってたから、さっきのがフラッシュバックしてるのかもしれない。
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智宮SK(プロフ) - 美唯さん» コメントありがとうございます。楽しんで頂けて嬉しいです。私も読み返してみて、アルファベットの方が読みやすいと感じましたので変更しました。またおかしい所が残っていましたら、お知らせください！これからもどうぞよろしくお願い致します。 (2018年10月1日 17時) (
レス) id: 386f8f3e08 (このIDを非表示/違反報告)
美唯(プロフ) - お話、楽しく読ませていただいてます。嵐のメンバ―台詞「」の前の名前、平仮名もいいけどアルファベットでも良いのかなって……。また続き楽しみにしてます。 (2018年10月1日 16時) (レス) id: aa7b064b40 (このIDを非表示/違反報告)
智和(プロフ) - 東屋女将さん» コメントありがとうございます。楽しんで頂けて嬉しい限りです！これからもどうぞよろしくお願いします。 (2018年9月11日 21時) (レス) id: 5c0a0b0fa2 (このIDを非表示/違反報告)
東屋女将(プロフ) - 智和さん、こんばんは。ドキドキしながらストーリーを読ませて頂いてます。更新は智和さんのペースで構いませんのでお待ちしてます。 (2018年9月11日 2時) (レス) id: 4d369a7350 (このIDを非表示/違反報告)
智和(プロフ) - まなさん» コメントありがとうございます。とても励みになります！双子と翔君はハンデがある設定ですが、そのハンデにも負けないくらいの明るいお話になっていくことが出来ればなと思っております。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2018年9月3日 21時) (レス) id: 5c0a0b0fa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろしば | 作成日時：2018年8月30日 12時
