16：和みの時間【SHO】 ページ16
『平和』…『和やか』…『ふわふわ』…って言葉が今の状況にはあってるかな…。
なんなんですかね、あの子達の可愛さ！
まだあったばっかりだけどさ…。マジで可愛いんだよ。
今もおいしいおいしい、って2人で言い合いながらにこにこして食べてる。
相「ふふ、うちの子、天使でしょ？」
櫻「…うん、ほんとに思うよ。」
相「ほんとによく頑張ってくれてる…。2人とも、すごくがんばり屋さんなんだよ。」
櫻「そっか…。」
相「うん。片親で、大変なことも構ってあげられないこともただでさえ多いのに大きなハンデを背負って…。
でも、それでもあんなに楽しそうなのは片割れがいるからなんだろうな…って思うんだ。」
櫻「…うん。」
相「もし和が1人だったら…、幼稚園なんか行かないって言って拒否するかもしれない。
智が1人だったら、あまりにものほほんとしすぎて、何か悪口をを言われている事さえ気づけないかもしれない。
だからこそ…、2人だっていうことに意味があるのかもね。助け合えるから。」
櫻「そう…、だねぇ…。」
相「…俺の妻はね…、交通事故だったんだ。」
櫻「事故…。」
相「うん。雨の日に…、スリップした車が行った方向にいた双子と同じくらいの女の子を助けようとして…。」
櫻「…うん…。」
相「まだ…、2人は1歳でね…。
少し前に、『まま』って言えるようになったばっかりだった…。
だけどね…、先に、逝っちゃった…。」
櫻「…。」
相「俺はね、ボロボロになったんだ。その時…。
食べないし、飲まないし、寝ないし…。
記憶はほとんどないくらいずっとぼーっとしてた。
辛うじて店は開けてたんだけどね…。
1週間ぐらい経って、ぶっ倒れたんだ。」
櫻「え…。」
相「そのまま病院に運び込まれて、4日の入院。
2人は松潤のところで預かってもらってて、毎日俺のところに行きたいって泣き喚いてたって聞いた。」
櫻「…ん…。」
相「それでね、退院した後に2人の所に行ったらね…。
智も和もはいはいが上手くできないから、床ずりずりだったんだけど、必死に俺のとこまで来てさ。
『まーちゃん』『まーくん』って、言うんだよ…。
そんときに俺、ああ、この子達のことちゃんと守んなきゃ…って、なったんだよねぇ…。」
遠くを見つめながら顔に笑みを浮かべる相葉ちゃん。
優しい笑い方はやっぱり似てて、親子だなって、思ったんだ。
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智宮SK(プロフ) - 美唯さん» コメントありがとうございます。楽しんで頂けて嬉しいです。私も読み返してみて、アルファベットの方が読みやすいと感じましたので変更しました。またおかしい所が残っていましたら、お知らせください！これからもどうぞよろしくお願い致します。 (2018年10月1日 17時) (
レス) id: 386f8f3e08 (このIDを非表示/違反報告)
美唯(プロフ) - お話、楽しく読ませていただいてます。嵐のメンバ―台詞「」の前の名前、平仮名もいいけどアルファベットでも良いのかなって……。また続き楽しみにしてます。 (2018年10月1日 16時) (レス) id: aa7b064b40 (このIDを非表示/違反報告)
智和(プロフ) - 東屋女将さん» コメントありがとうございます。楽しんで頂けて嬉しい限りです！これからもどうぞよろしくお願いします。 (2018年9月11日 21時) (レス) id: 5c0a0b0fa2 (このIDを非表示/違反報告)
東屋女将(プロフ) - 智和さん、こんばんは。ドキドキしながらストーリーを読ませて頂いてます。更新は智和さんのペースで構いませんのでお待ちしてます。 (2018年9月11日 2時) (レス) id: 4d369a7350 (このIDを非表示/違反報告)
智和(プロフ) - まなさん» コメントありがとうございます。とても励みになります！双子と翔君はハンデがある設定ですが、そのハンデにも負けないくらいの明るいお話になっていくことが出来ればなと思っております。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2018年9月3日 21時) (レス) id: 5c0a0b0fa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろしば | 作成日時：2018年8月30日 12時
