メンバー序列1位の副統括リーダー様【SVT】【男主】

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MGside

MG「ん.......も...あさ...？」

『あ、ミンギュおはよ。もう朝ご飯作る時間だから起きな。』

俺の横で体を起こしてノートに何かを書いているAヒョン。

たぶん、頭に浮かんだ歌詞を忘れないように朝からノートにメモしてるんだと思う。

まだボーッとする頭でAヒョンを見ていると、ペンを走らせていた腕を止め、俺の方を見てきた。

『ふはっ、すごい寝癖笑 あそこの椅子座ってて。直してあげる。』

俺の頭をフワフワと撫でて、ベッドから出ていってしまった。

言われた通り、鏡が目の前にある椅子に座る。

MG「ほんとだ...寝癖酷い.....笑」

そりゃAヒョンも吹き出すよなってくらい髪の毛が爆発していた。

Aヒョンと寝た次の日は、髪の毛を綺麗にセットしてくれる。

もちろん、他のメンバーも。

美容師の免許をデビューして3年目くらいで取ったらしくて、手際がとてもいい。

メイクもできるし、服のセンスもいい。

あの人の欠点と言えば、ネジがぶっ飛んでるところ。

『ヤー！！！ユンジョンハン！！邪魔すんな！！！！』

JH「俺の髪もセットしてよ〜」

『自分でやりなさい！！ミンギュ待ってるから！！』

JH「やだ〜！」

『ユンジョンハン.....蹴り飛ばされたい？？』

JH「いいえ。」

『よろしい。下で大人しく待ってな。』

JH「はぁい.....」

さすが序列1位とでも言っておこうか。

あのわがままなジョンハニヒョンでさえ勝つことの出来ない相手。

それがカン・A。

ｶﾞﾁｬ

『なんか疲れた.....ごめんミンギュ。待たせちゃったね。』

MG「んーん。大丈夫。これ直る...？」

『大丈夫だよ。すぐ直すから大人しくしててね。』

MG「うん。」

いつも寝癖酷い時は朝風呂しちゃうけど、朝風呂は良くないって聞くし、いつもこの時間が好きだったりする。

髪を十分に濡らして、慣れた手つきで髪をセットしていくAヒョン。

10分もかからないうちに綺麗に髪が整ってしまった。

MG「やっぱ凄いや！！手品？！それとも髪と友達だったりする？！」

『手品でもないし、髪と友達が1番無い笑』

俺の頭をまた優しくポンポンと撫でられ、「ご飯よろしくね」と言われた。



















MG「(さすがリアコ製造機...)」

不覚にもキュンとした。

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