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🐉 ページ16

男主side

『土地神ねぇ…』

産土神信仰。最近やけにここら辺の呪力が強いと思ったら、土地神がいたか。

僕としてはなんともないけど、これを高専1年生2人にやらせるかぁ…

『どう思う?』

甚爾「あぁ?……まぁ、確実にどっちかは死ぬな。」

『だよね〜』

手助けするのはいいけど、それで報告されてもねぇ…

まだこの先のことを知らない1年2人を甚爾さんと上から見下ろした。

________________________
灰原の呪力の気配が消えた。

土地神に遭遇して殺されたんだろう。

下半身の無い灰原を抱えて逃げる七海の姿が見えた。

『……甚爾さんは土地神の方お願い。』

甚爾「ん。」

甚爾さんは、式神からそのまま飛び降りて、僕の式神の1体である黄龍と土地神の方へ姿を消した。

『久しぶり。』

七海「!!神式さん、何故ここに……」

『土地神の調査をお願いされてね。様子を見ていたら2人が現れたんだ。』

七海「……神式さんは、何故あの時人を殺めたんですか。貴方はそんなことをしなくても権力で消せたと言うのに。」

なんで…か。

あの時は無我夢中だったからあまり覚えてない。

ただ、1つ覚えているのは、

『初めてだった。あの時の感情は。

「こいつらを殺したい」って思った。』

七海「!!そうですか、」

『……で、僕を殺すの?』

七海「……いえ、生憎私は貴方を殺せる程の力はありませんから。」

『……そっか。七海らしいや。』

こう話している時も、灰原の切断面からは絶え間なく血が流れていて、段々と肌の色が悪くなってきていた。

『七海。

ごめんね。』

七海「ッ?!な、んでッ、」

七海に手刀を入れて気絶させた。

七海は青龍に補助監督の方まで飛ばしてもらった。

『玄武。』

玄武「はい。今すぐ。」

七海。きっと起きて、後悔するかな。

もしかしたら、土地神も僕の式神が出した呪霊だったんじゃないかとか思うだろうね。

七海、強くなって。

灰原は預かるよ。

甚爾「……おい、そんなの助けていいのかよ。」

『うん。この子はいずれ使えるから。』

君が事切れる時に。

この子と会わせてあげるね。

『(でも、まだまだ死んじゃダメだよ。)』

七海。

君はこの日を境に強くなるよ。

きっと。

僕を殺せるくらい。

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バナナプリン - 更新待ってました!!!ありがとうございます!!いつまでも待ってますので無理なさらず!!🍌 (1月5日 1時) (レス) @page38 id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ねかあさん» 変わってるんですかね…?笑 ちょこちょこ修正はしてます! コメントありがとうございます! (11月9日 23時) (レス) id: 374b771f83 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - なんかだいぶ変えました?おもしろいです! (11月8日 23時) (レス) @page12 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - バナナプリンさん» ありがとうございます🙇‍♂️これからも頑張ります💪 (10月31日 10時) (レス) id: 374b771f83 (このIDを非表示/違反報告)
バナナプリン - すっごい好きです…。ありがとうございます🍌 (10月31日 2時) (レス) id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://thjkar.smd1209  
作成日時:2023年9月24日 4時

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