これでいいでしょ？【呪術廻戦】【男主】

🐉 ページ12

五条悟side

甚爾｢2、3年もしたら俺の子供(ガキ)が禪院家に売られる。


好きにしろ。｣

そう言って、目をつぶった男。

ｽﾞﾝｯ

五条｢ｯ！！｣

近付いてくるおぞましい気配。

今までこんな気配を感じたことはなかった。

……いや、違う。

忘れてるだけだ。

体は覚えている。


















この呪力の気配はAだって。

『…………復讐、果たせたみたいだね。』

五条｢ﾋｭｯ、｣

喉から音が鳴る。

目の前にいるのは確かにAで、Aじゃない。

五条｢Aｯ、その血ｯ、｣

『ん？あぁ、返り血だよ。気にしないで。』

五条｢そうじゃねぇってｯ、！！｣

綺麗な肌、髪に飛び散る鮮血。

その血は、消えることなく、Aにこびり付いたままだ。

おかしい。







呪霊の血は、祓ったら一緒に消えるはずだ。

『天内ちゃん、外に寝かせてある。

僕は、この人を連れていなくならなきゃ。』

立ったまま死んだ男は、いつの間にか倒れていて、Aはその男の前にしゃがむ。

『……悟、この人が死んでどのくらい経った？』

五条｢ｯ、今はそんな場合じゃ((『早く。』

『早く教えろよ。』

五条｢ｯ、ついさっきだ。5分前。｣

『……そっか。』

Aはそれだけ言って、呪詞を口に出さずに式神を召喚した。

男の体を易々と持ち上げて、俺の方を振り返る。

『傑と硝子にもよろしく伝えておいて。

またいつか会いに行くよ。』

それだけ言って、消えた。

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NOside

記録＿＿2006年○月

・特級呪術師神式Aが単独行動で盤星教本部に乗り込み、星漿体、天内理子の遺体を救出。

・その後、盤星教会内の非術師138名の死亡が確認される。

・五条悟が伏黒甚爾と交戦後、敗れた伏黒甚爾の遺体もその場から無くなっていた。

・ここまで含めた全ての犯行現場の残穢から神式Aの術式と断定。

・神式Aはその場から行方を眩ませている。



















甚爾｢おま、え、｣

『お久しぶりです。伏黒甚爾さん。』

呪術規定9条に基づき


















『僕と呪霊を祓う旅に出ましょう。』



















『貴方と僕は同罪ですから。』















呪詛師として処刑対象となる

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