検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:9,305 hit

3 ページ3

クロウリー「おかえりなさい、ジル先生!いーやー長旅お疲れ様でした…!なんだかキャーキャーと黄色い声を浴びてるなど私の使い者が言っていましたが…ウラヤマシイ…いえ、とても大変だったと思いますゆっくり休んでくださいね!私優しいので!」


『……はぁ』


学園長の所に挨拶へと向うと相変わらず元気な学園長が顔を出した。


クロウリー「まぁ…そういっても今日から授業していただくのですが…あなたが居なかった分の呪文術の授業を開始してもらわなくては」


『そんな事だと思いました。まあ…あっちの世界に行って体も鈍ってるでしょうしそんな休んでは居られないし、丁度いいですよ』


リクルート中は休みを回して上手くやっていたから、対して疲れるようなことは無かった。まぁ、ジャックとダルメシアに連れられあの場所を一日中散歩させられた時は流石に疲れたが…

学園長から今後のスケジュールと資料を受け取り、アタッシュケースに詰める

クロウリー「おや?そんなもの持っていましたか?」

『これですか?…向こうであったリクルーターに見繕って貰ったんです』

手荷物アタッシュケースを学園長に見やすいよに持ち上げると興味深そうに手元を覗いてくる

クロウリー「…ほう、鴉の様なこの色はとても素敵ですね…これを貴方に選んだ方はとても趣味がいい」

『鴉…確かにアイツは鴉に姿を変えることが出来るって言ってましたね、可愛いところもあるじゃねぇか』

クロウリー「貴方がそんな顔をするなんて珍しい」


と言われたものの残念ながら今の自分の顔を確認する手立ては持ち合わせていない。マルフィがいるなら鏡を覗き込めば済む話だが


『……どんな顔してます?』

クロウリー「とても、離したく無くなる顔をしていますよ」

学園長の言うそれはどんな顔なのか、残念ながら俺には想像がつかなかった

『あぁ…そうだ、俺の授業を手伝ってもらう為にリクルーターを呼んだんでその時は宜しくお願いしますね』

クロウリー「…ほう」

『悪いやつらでは無いんで』

クロウリー「…毒されましたか」

『…?』

言っている意味がわからず眉間にシワをよせれば、学園長は何でもないと言葉を返し、お得意の笑みを浮かべた

『とりあえず、明日からまた授業を再開するんで宜しくお願いしますね』


いつもと少し様子が違う学園長に挨拶をし、自室の研究室に向うため俺は学園長室を後にした

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
設定タグ:手下 , ツイステ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ラム - 分かりました更新頑張ってください応援してます (2021年4月15日 17時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
まいく(プロフ) - ラムさん» コメントありがとうございます。残念ながら画力が無くイラスト化する事が出来ないです: :すみません (2021年1月13日 2時) (レス) id: af86ca4274 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年11月24日 14時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まいく | 作成日時:2020年10月4日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。