嘔吐下痢症(智) 8-智 ページ37
和「潤、どうだった?」
潤「智にぃと兄貴の見立て通り、嘔吐下痢症で間違いないわな。」
和「やっぱり…戻した?」
潤「あぁ、2回ほど。」
和「了解、翔にぃに伝えておく。智にぃ、立てる?」
智「ん、だいじょぶ…。」
和「じゃ、行こうか。」
智「潤、わざわざ昼休み潰させちゃって悪かったね…。」
潤「気にすることねぇよ、智にぃの代わりに兄貴にたっぷりお礼してもらうから。」
和「潤、そろそろ始まるよ?早く準備をしたら?」
潤「はいはい、仰せのままに。」
あーあ…潤、地雷踏みつけちゃった。
今、“カチン”って音が隣から聞こえた気がするもん。
今回はどの程度怒らせちゃうんだか…。
ま、俺は病人だし。
しーらない、っと。
和「智にぃ、お腹の方はどう?」
智「まだ何ともない。」
和「吐き気は?」
智「今は大丈夫。」
外科棟ってこんなに遠かったっけ…。
いつもなら何とも思わないけど、いざ体調崩して内科棟から外科棟に移動するとなると結構大変だな…。
智「なんで初代は内科棟と外科棟を正反対の方に設けたんだろうね…?」
和「ん、疲れた?ちょっと休む?」
智「いや、落ち着いてるうちに行っちゃいたい。」
和「そ?この造りはね、当時の土地の都合上らしいよ?当時は土地が縦長だったから横に並べられなかったんだって。で、資産を増やして土地買って規模拡大して…結果こうなったの。」
智「当時の土地事情まで知ってるんだ…。」
和「あの時からじーちゃんに色々と仕込まれたからね。」
話してたらいつの間にか翔の診察室の近く。
和、察して昔の話をしてくれたのかな…可愛いヤツめ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 150人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
智和(プロフ) - うさふうさん» かしこまりました。 (2013年12月8日 16時) (
レス) id: af08198d30 (このIDを非表示/違反報告)
うさふう(プロフ) - 智和さん» リクエスト受け付けていただき、ありがとうございます。サブは、作者様にお任せしたいです。 (2013年12月8日 15時) (携帯から) (レス) id: f580228683 (このIDを非表示/違反報告)
智和(プロフ) - うさふうさん» うさふうさま、はじめまして。このたびはリクエストして頂きまして、ありがとうございます。リクエスト、受付させていただきました。いつになるのか分かりませんが、精一杯執筆させていただきます。サブ(担当医)にご希望はございますでしょうか? (2013年12月8日 12時) (レス) id: af08198d30 (このIDを非表示/違反報告)
うさふう(プロフ) - はじめまして。リクエストしてもよろしいでしょうか…？智の腰痛をお願いしたいです。いつになっても大丈夫なので、気長に待ってます。 (2013年12月8日 12時) (携帯から) (レス) id: f580228683 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - リクありがとうございました(*^^*)更新頑張ってください (2013年12月7日 14時) (レス) id: 48d372a60f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：智和 | 作成日時：2013年11月25日 20時
