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「では御機嫌よう」
そう言い残し、立ち去った。咲き乱れる薔薇はまるで私を恐れ、わざと遠巻きにしているように感じる。実に気分がいい。視線を感じ、後ろを見たら、ひとらんらんは憎悪のこもっている眼。オスマンは何が起こっているかわからない眼をしていた。そりゃぁそうだ。本来令嬢というのは大人しくあるものなんだから。ダル…
やけに洒落たステンドグラス風のドアを開け、音を立てながら歩く。
そのたびに、すれ違う生徒たちが恨みがましい眼で睨んでくるほどの度胸はないようだが、じろじろと見てきた。うんうん。いいかんじ。
睨んでくる度胸もねぇ奴に嫌われるってきもちー!!そのくせ自分は強いとか思ってるとか爆笑案件じゃないっすかぁ!やっべぇ笑いそう!!
急ぎ足で人気のない所へ向かう。令嬢は走ったら嫌な顔をされるが、私は嫌われるために走りまくってやる。
全く人がいない中庭裏についた。芝生にはちょうど光が当たっていて虫も目に見えて嫌な虫はいない。
寝ころぶか。ぜってぇ気持ちいいじゃん。穴場だわ。
私が芝生に寝っ転がろうとした瞬間
体が浮いた。
次の瞬間には子供部屋にいた。大きなぬいぐるみやらなんやらが沢山ある。いつもならもふりてぇと思う所だが私は睡眠妨害されて腹が立っている。怒鳴るしかない。
「は???まじふざけんなよ。寝たいんだがてかぜってぇユーリだろ!!いるんだろ!?出て来いよ!!!」
そう言った瞬間ユーリがぬいぐるみの陰から顔を出して半切れ状態で言った。
yr「うっせぇーーよ!!今紅茶淹れてんだよ!!おめぇ好きだろ!!」
「コーヒーの方が好きなのにわざわざ淹れてくれてんの!?ヤダ好き!」
キャーキャー言っていると、ユーリが陰から手招きしてきた。素直にそれに応じ、ユーリの所へ行くと、机といすがあった。なるほど。ここで衣食住を賄っているのか。
まぁ勝手にイスつかっていいだろ。と思い、椅子に座ると紅茶が出てきた。
yr「まずくはないと思う。」
「人の作ったもんをまずいって言うほど私はクズじゃない。」
ユーリが作ったものなんだろ?なんだって食ってやる。自分が異常ということを噛みしめながら紅茶を一口飲んだ。紅茶は甘くもあって、ほろ苦くもあって、とても美味しい味だった。そのためすぐに飲み干してしまった。
「めっちゃ美味しいよ!」
そう言うとひとつため息をついたユーリは笑顔で言った。
yr「仲間も疑え」
刹那表現できないような痛みが走った。
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あまね(プロフ) - かんけつ？！ (11月3日 12時) (
レス) @page31 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー(プロフ) - 奏さん» それな (2022年5月6日 21時) (レス) id: 3a69aa3e59 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - メリカ(&祖国)推しよりの箱推しかぁ…僕は紳士よりの箱推しかなぁ…やっぱ推しは最高最強。 (2022年5月6日 1時) (レス) @page31 id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
あっち - コーヒーゼリーさん» なんと！？自分的にヤンデレは好きなのでヤンデレとして想像しますね🥰 (2022年5月2日 23時) (レス) id: 5fe27f9bd7 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー(プロフ) - あっちさん» ヤンデレ…。さぁ?どっちなんでしょうねぇ。純愛か。ヤンデレか。自分はヤンデレだと思ってるだけかもしれませんしねぇ。ご想像にお任せします。 (2022年5月2日 20時) (レス) id: 3a69aa3e59 (このIDを非表示/違反報告)
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