【wrwrd！】悪女とヒロインが仲良くしちゃいけないルールはないだろ？

大ピンチ！！ ページ23

「お、お父様？」

ti「あのババァは一体どんな教育をしてるんだ？悪い奴には躾をしないとなぁ！！」


これ、やばい。ほんとにやばい。

勝てる確率はゼロ。かといって逃げれる状況じゃない。アイツがドア側にいるから抜けれない



ドンッ！！



大きい音を立てて、押し倒された。

わぁ！人生(前世も含めて)初めての床ドンだ！全く嬉しくないや！！


待ってこれふざけてる場合じゃない。ほんとにやばい。どうしよう。




ti「もっと考えてから行動しろって教わらなかったかぁ？俺が教えてやるよ。」




そういうと、私の口にハサミに似たものを入れ、切ろうとする直前だった。




「お父様！やめてください！！」

ti「うるさい！！お前が悪いんだ！！」


md「失礼します！お嬢様⁉」




メイドが私に手を伸ばした。だが、それより一瞬アイツが



”私の右頬を切る方が早かった”



ジョキン。



そう、はっきり聞こえた。

メイドの叫びが聞こえる。


血が流れる感覚がする。体外に血が。私の下には赤い花畑(血だまり)ができていた。



ti「アッハッハッハ！！！！ざまぁないな！！その顔では外に出れんだろう！！」



クズが。何も見えてねぇんだな。

人の上辺にしか興味が無い。クズの鏡だわ。



md「おっ、お嬢様！！すぐに医務室へ！！」



そういって、メイドが私を抱き上げる。

喋ろうとしても血が出るばかりで一向に声が出ない。



ti「おい待ちやがれ。」

md「何ですか⁉今。急いでいるのが分からないんですか⁉」

ti「うるさい。」



ジョキン。




アイツは、メイドの手から私を奪い取り、私の左頬を切った。


マジキチじゃん。



md「お嬢様！」



そうメイドが叫ぶと同時に


ドガッ！！と音がした。


見てみたら


吹っ飛ばされているクソジジィと腹パンした姿勢のままで止まってるメイドがいた。

二度見した。




md「もう。これ以上。お嬢様に触るな。」


凄いなアイツ。マフィアの才能あるよ。


md「お嬢様！すぐに医務室に行きますよ！少しばかり揺れます！」



ダッ！！


メイドが地面をけった。ダッ！！っていうのはその音。


あれ？地面われてね？



md「ドクター！！お嬢様が！あのクソキモジジィに！」




口悪いなメイド！でも、アイツの事はもっと貶せ！！




？「クソキモジジィって、、ｗｗっては！？やば！早く処置せんと！！」


あ、これ失神する…


最後に見えたのは冷や汗をかいている。神の面を付けた、男だった

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