なうなう ページ24
Aside
「ごめんなさい。電話帰してもらってもいいですか?」
㏔「ああ。すまないね。はい。」
男は怖がらせないように。と配慮してか、優しい声でスマホを渡してきた。
はー危機一髪。焦ったわ。
後ろで取り押さえられながら声も出ない程絶望しているおっさん。
ぽろぽろ涙をこぼしている。
見てられん。
「おじさん。」
osn「な、なんで…」
何でもくそもねぇだろ。
嫌だったんだよ。
おっさんの前に屈み、ゆっくり話す。
「あのね。僕の事好きって言ってくれたのは嬉しかった。だけど、僕にとっておじさんは初対面だから言われても怖いの。」
osn「天使キュンは僕の事覚えてなかったのかい?」
「うん。だって、町であった人全員覚えてるほど僕は記憶力良くないし。」
無理だよ。
私は。
無理だ。
おっさんの涙はとどまることを知らないように流れ落ちていく。
「だからさ。おじさん。警察に捕まって、ちゃんと常識を学んで、人の目を気にして、それで罪を償ったら。また僕のとこ来て?」
osn「いつ出られるかわかんないんだよ?」
「いつ出られるかわかんないけどだよ。」
未遂だからね。すぐ出られるよ。
もうじき警察が来る。
メイが電話。しかも人前で。何かあったんだろうね。
立ち上がり、大声で言った。
「僕。用事があるので!!!!」
一瞬動きの固まった野次馬を押しのけながら家への道をたどる。
多いな。やっぱ私今美少年だから?
自覚してるよ?
me[おい。]
あ。忘れてた☆
「はいはーい。何でショー」
me[警察とか野次馬は?]
「振り切ってきた。で。何の用?」
まぁ家にあるもんだろ。
てかもう一回メイクしないと私そっちいけないし。
me[家にある赤いかごの中にある黄色のUSBを持ってきてくれない?]
「おけまる水産。」
me[ふっる]
「黙れ」
全力疾走しながら家いってんだよ。
しかも喋ってんだよ。私。
労わっても良くなくて!?
3分ほどすると家に着いた。
急いで鞄の中から鍵を探す。
「ﾋｨｯ…ﾊｧｯ…ｾﾞｪｯ」
一生懸命呼吸しながら。
全力疾走だからね!
これくらい普通だよ!!
me[息切れやば。そこまでならねぇだろ。]
「お前と…ｯ!一緒にすんなｯ！]
体力ゴリラにはわかんねぇよ!!
鍵見つけた!
急いでカギ穴に差し込む。
てかなんでUSB必要なんだよ。
「何でUSB？」
me[証拠]
「はぁ…」
証拠…?証拠…
ああ。あの女子生徒ね。
ならあれじゃない方がいい。
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和田 - 続き待ってます。！ (2023年1月8日 20時) (
レス) id: e78848b56e (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー(プロフ) - るきあさん» マジですか。見てくれてるってありがたい。しかも三個も!消すつもりは今のとこないのでご安心くださいませ! (2022年2月6日 17時) (レス) id: 3a69aa3e59 (このIDを非表示/違反報告)
るきあ(プロフ) - 今日知ったけど貴方の作品見るの3個目です…宣伝にきた奴見ます、全く投稿しなくて良いので残してくださいませ‼️ (2022年2月6日 5時) (レス) @page23 id: e2065bbc2b (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー(プロフ) - ゆっきー【天】さん» くぁw背drftgyふじこ。神作品なんて！とっても嬉しいです！！ゆっきー【天】さんの作品も読んでます！面白いです！私も好きです！式場はどこにします？((殴夢主「あっ！この変態は黙らしておくんで！褒めてくれてありがとう！」 (2021年11月18日 19時) (レス) id: be3c778e2d (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー【天】(プロフ) - 初コメ失礼します！！天才過ぎて好きです←略:神作品です(泣) 全力で応援させて頂きます！！！頑張って下さい＿|￣|○(土下座) (2021年11月18日 17時) (レス) @page14 id: 94e24b20f0 (このIDを非表示/違反報告)
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