68.海兵 ページ19
.
.
.
.
.
.
「いたぞ!こいつも麦わらの一味の一人だ!!」
『...うせやろ...』
ユバでルフィ達と別れてから、歩くこと小一時間
ようやく港街につきほっとしたのも束の間、港には海軍が大量に屯していた
しかも、運の悪いことに私はいつの間にか麦わらの一味として敵視されているらしい。
やったねこれで札付きだ(白目)
わー嬉しいーなんて消しゴムのカス程にも思っていない事を呟いて白目を剥いていると、あっという間に周りを海兵達に囲まれてしまった
『ちょ、ストップストップ!私は一般人ですってば!!』
そう言って両手を上げるも、海兵達の方は私の発言など聞く耳を持たないらしく「何言ってんだこいつ」と言った目で私を見た
仮にもか弱い乙女に何て態度だ!!
...自分で言ってて恥ずかしくなったが、生憎今はそんな事を気にしている暇はない
『あー...一人でこの人数か、倒せるかなぁ』
周りをぐるりと見渡して頭数を数えたところでは、ざっと二、三十人とちょっと。あっ詰んだ。
私ごときで三十人倒せるわけが無い
...かといって、今背を向けて逃げるのはお世辞にも得策とは言えない
そんなことをした瞬間に、周りで海兵達が手に手に持っているライフルで私の体はあっという間に蜂の巣と化するだろう
『銃殺はちょっとなぁ........うん、十人ちょい倒せば逃げれるか』
唯一の救いは港に海軍の船が停泊しているところだろう
一先ずは脱出経路はあるので、ある程度海兵の数を減らしたらそのままおさらばするのが恐らく一番賢いといえる
そこまで計画を頭の中で練り上げると、私は改めて海兵達に向き直った
.
363人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イカ墨(プロフ) - 凄く面白かったです!!!これからの物語が気になります!ガムさんのペースでいいので更新頑張って下さい!応援してます!!! (2018年8月2日 2時) (レス) id: fb3cd6009c (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - 続編は、なしになったんですか? (2018年6月6日 14時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
AQUO(ガム)(プロフ) - ゆーじさん» 返信遅れてごめんなさい!応援ありがとうございます (*´ω`*)続編も更新頑張りたいと思います!! (2017年2月11日 9時) (レス) id: 960b07cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
AQUO(ガム)(プロフ) - ゆーじさん» 初めまして!うわぁぁぁ嬉しい!!ありがとうございます(´;ω;`) (2017年2月11日 9時) (レス) id: 960b07cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
AQUO(ガム)(プロフ) - スペードさん» 初めまして!コメントありがとうございます(*´ω`*)更新頑張りたいと思います...! (2017年2月11日 9時) (レス) id: 960b07cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AQUO(ガム) | 作者ホームページ:http://id31.fm-p.jp/524/hakubo960/
作成日時:2016年10月11日 11時