【ONE PIECE】無自覚ドSと一般人【サボ】part3

63.任務中止 ページ14

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『馬鹿ルフィ！何バラしてんの？！』









アホなの？








.....あぁ、アホだった









ルフィやその他の面々には見えないような角度でため息をつくと、突如として持っていた電伝虫が起動する









「？、誰か電伝虫持ってるの？」









『あ、はーい、私』








そう言って不審そうに辺りを見渡すナミに向かって名乗り出ると、案の定更に訝しがられた









探るような彼女達の視線から逃れるため、ポケットの電伝虫を持って建物の影に隠れる









『電話の相手は.....あー、コアラか』









よかった、サボだったりしたらそれこそ電話に出たくないからね()









私はそんな思いで受話器に手を伸ばした、が









『もしもーし、コアラ？』









[「Aか？」]









...何でサボの声がするのかな？(白目)









あれ？これってコアラの電伝虫だよね？？ともう一度電伝虫を確認すると、やっぱり表示されていたのは彼女の名前。









[「ちょっとサボくん？！受話器返して！」]









かすかに聞こえるコアラの声から察するにどうやらサボに受話器を奪い取られたらしい、どんまい。









『うん、私だよー』









何か要件？と聞くと、一拍遅れて受話器からは予想外の事が聞こえた









[「任務は中止だ。一旦本部に戻ってこい」]








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