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奈「遅いじゃない。最後の仕上げができなくて困ってたんだから。」
?「すみません、この2人が少し。」

阿「遅かったな林檎。」
?「私は早く帰りたかったわよ。」
阿「その顔をみればわかるって。」

?「初めましてですね。私、歌蝶明日香といいますの。」
?「僕は雪見雷!よろしくね。」
歌「ちなみに私と雷さんは2年生です。」
雷「なにかあったら相談してくれよ。」

2年生の先輩方で、しかも歌蝶先輩は私と同質の先輩だ。あまり迷惑をかけないようにしないと。そんな決意を心に誓った。

奈「それじゃお昼ごはん食べちゃいましょうか。」
?「それとさっき自己紹介できなかったから今言うわね。私は森羅林檎。よろしく。」
阿「なんかツンツンしてんな。」
森「時雨みたいにヘラヘラしててもいいことないってことよ。」

隣に座ってきた冬美ちゃんから話しかけれられた。
冬「春華ちゃん、よろしくね。」
春「こちらこそ。名前も呼び捨てでいいからね。」
冬「うん、春華。」

話していくうちに冬美はおしとやかというより、少し姉御肌みたいな感じだった。それにファッションやメイクにもすごい詳しいらしい。今度一緒に買い物に行くんだ。

奈「はい、春先のおいしいペペロンチーノよ。」
御「菜々さん運びますよ。」
奈「いつも助かるわ。」
歌「私も運びますわ。」

テーブルからはとてもいい匂いがする。みんなで手をあわせ食べていく。

歌「春華ちゃん、ご飯食べ終わったら部屋について説明してあげるわ。」
春「はい!」
森「冬美もな。少し女子のところは説明しておくことがあるからな。」
冬「わかりました。」

渡「あ〜、私と同室の子来ないんだけど。」
雪「そんなに急がなくても夕方までには来るでしょ。」
阿「少し落ち着きを覚えろよ。」
御「時雨も人のことを言えないよ。」

この寮はすごい楽しい。あとの2人はどういう人だろう。すごく気になるな。

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作者名:藍咲 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp  
作成日時:2021年1月20日 15時

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