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?「ちっーす!初めまして!俺、真城夏輝っていいます!」

挨拶からして完全にチャラ男系男子だなと私は思った。隣にいた秋は少し口を開けて呆然としていた。確かに私も元気系な女子だけど、さすがにあの人とは気が合わなそうだ。そんなことをよそに阿斗里先輩はいち早く反応した。

阿「お、いかにもチャラそうなのが来たな。」
夏「いやいや、俺そこまでチャラ男じゃないっすよ。」
渡「どーみてもチャラ男!」

そう阿斗里先輩と渡瀬先輩はいう。御坂先輩は秋と同じような反応をしめした。そんな部屋の中にある声が響いた。

?「夏輝!先輩や初対面の人にそういう挨拶をしないって約束したよね。」
夏「そんな堅苦しいことを言うなよ、冬美。」
冬「あの私、小鳥遊冬美って言います。よろしくおねがいします。」

正反対そうな性格の2人に私は驚いた。冬美ちゃんはおしとやかだけど女子特有の可愛さがある。なんだか守ってあげたいタイプ。...ってことじゃない!

阿「3年の阿斗里時雨だ!」
御「同じく3年生の御坂椿です。」
渡「2年の渡瀬満月!」
秋「同級生になる佐鳥秋です。」
春「鈴峰春華です。」

一通りの自己紹介を終える。その頃にはもうお昼近くなっていた。

奈「そろそろ買い出し班が戻ってくる頃なんだけどな。」
御「多分どこかに寄り道をしてると思いますよ。今日、明日香ちゃんの好きな紅茶の新作が出るって言ってましたから。」
渡「ならもう少しだね。」

聞いたことのない名前が出てきた。不思議に思ったのは私だけではなく、1年生全員が思ったらしい。それに気づいて御坂先輩は補足説明をしてくれた。

御「あぁ、明日香ちゃんっていうのは2年生でこの寮にいる子なんだ。今は他の2人と買い出しにいってもらっているんだ。」
春「そうなんですね。」
渡「そういえば春華。春華の同室はその明日香だよ。よく覚えておきな。」


そっか私は先輩と部屋が同じなんだ。でもさっきの話を聞く限り、冬美と同じ感じの性格だろう。けどその話を聞いて合点が一致した部分もある。なぜか私の部屋には小さいながらも部屋に備えてあるキッチンに多くの茶葉がおいてあったから不思議に思っていた。

?「帰ったよ。」
?「ただいま帰りました。」
?「いや〜、買い出しは疲れるな。」

きっと残っている先輩、3人の男女がいた。

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作者名:藍咲 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp  
作成日時:2021年1月20日 15時

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