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優斗くんはその言葉をかみしめるように無言で数回頷くと、もう一度座り直し、そのまま食パンを再び頬張り始めた。
龍斗くんもお茶と焼きあがったパンを持って私と優斗くんのいるテーブルへと戻ってきた。
階上から足音が聞こえる。
父も起きてきたのだろう。



今日が始まる。
家族の時間――龍斗くんを含めた私たち5人――がようやく動き始めた。
日の出よりもだいぶ遅い朝の始まりだ。



優斗くんが龍斗くんのことを、作間ではなく、作ちゃんと呼ぶようになったのは、この日の朝の電車でのことだった。

箱庭の中で 1→←27



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れお(プロフ) - 陽依さん» コメント有難うございます。そんな風に言っていただけて、本当に嬉しいです。ゆっくりですが更新していきますので宜しくお願い致します。 (2021年8月4日 0時) (レス) id: 8293f3a179 (このIDを非表示/違反報告)
陽依(プロフ) - ほんとにこのお話大好きです!なんでとかはうまく言えないんですけど…これからも楽しみにしています! (2021年8月2日 22時) (レス) id: 5f72745e3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れお | 作者ホームページ:https://peing.net/ja/reosndy  
作成日時:2021年6月26日 21時

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