６【チート個性と疑問】 ページ9
緑谷Side
第一関門はヒーロー科の入試に使われたゼロヴィランのロボットだった
轟くんは倒れる寸前のところで凍らせ悲鳴が聞こえ方を見ると黒くなっている所からロボットが2体落ちてきた
こんなことをするのは一人しかいない
プ『空からロボットが落ちてきたぁ〜⁉』
僕のクラスの闇雲くんに限る
イケメンふたりが走ってるだけで観客は黄色い声援を出している
僕は近くにあったロボットヴィランの破片を拾って走っていく
第2関門は綱渡り形式で落ちたら即失格というものだった
轟くんは個性でロープを滑っていく
闇雲くんもあの時コビーしたワープを使うのかと思ったら…
『え…⁉』
周りの観客も生徒も驚きが隠せていない
それもそうだ…
プ『人間やめてるだろ⁉』
個性を使わずロープの上を慎重に渡ってるわけでもない
闇雲くんは後ろに下がりそこから猛ダッシュすると片足をロープにつけて蹴って足場まで飛ぶを繰り返して第2関門を突破したのだ
身体能力が高い
その一言で終わらせられないほど闇雲くんは人間離れした身体能力者だった
第三関門は地雷心が埋められた地面を走り抜けるものだった
先頭組の闇雲くん、轟くん、そしてかっちゃんはとくに苦労するだろう
けれど彼には関係なかった
片足をﾄﾝｯと地面を叩くと地雷が広がっている地面が黒く染まる。闇雲くんはその上を何もためらわず歩き出す
他の人たちもその上が安全だと思ったのか一歩踏み出そうとする、けれど
「な、なんだこれ…！どんどん沈んでく⁉」
闇雲くんの個性を知らない人たちはどんどん闇雲くんが作った闇の中に沈んでいく
「死なないから安心しろ」
そう言って闇雲くんは走り去っていく
「ふざけんじゃねぇ！！！」
「闇雲がそう来るなら俺も本気で行く」
ふたりが個性で闇に染まった地面の上を行くと手前の方のだけ闇が消える。多分だいぶ先に行ったから体力消費をしないように解除したのだろう
そのおかげで沈んでいた人たちも抜け出すことができて足止めをくらった人たちが進み出す
そして…チラホラと聞こえる声
「なんだあいつの個性ロボットを消したり出したりするだけかと思ったらこんなことまでできるなんて…チート個性かよ」
確かにすごい個性だけれどそういう個性はだいたい何かしらの代償がある。
例えばかっちゃんなら汗をかきにくい冬は個性を発動しにくいとか
けれどそんな代償があるようには見えない
そして…
彼は何かを隠しているように思えてしょうがない
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マコ。 - めっちゃ面白いです！続き待ってます！無理をなさらないようにお願いします (4月18日 8時) (
レス) @page20 id: 93d48d551a (このIDを非表示/違反報告)
土方レモン(プロフ) - 続き待ってます!!更新頑張ってください！ (2020年3月1日 13時) (レス) id: fe9b87b91a (このIDを非表示/違反報告)
アリス - すっごくおもしろいです！！続き気になります！！更新楽しみにしてます！！ (2020年1月1日 22時) (レス) id: 6baede7e5c (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 続き気になる!!、更新頑張ってください!!!! (2019年9月15日 19時) (レス) id: eb9a0c61ed (このIDを非表示/違反報告)
雪宮暦 - めっちゃ続き気になります！ 更新頑張ってください (2019年6月2日 23時) (レス) id: 8bc008a5bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美夜 | 作成日時：2019年1月31日 15時
