17【信じる勇気】 ページ18
幼い時から…いや、個性発動時から俺は周りに裏切られ続けた。
俺によってくる奴らは嘘つきばかり、俺が怖くないと言いながらいつも俺の表情を伺ってる。目的は俺じゃなくて、俺の名字、俺の持つ権力、金。人間の欲望そのもの……
だから、仮面を作った。作り上げた笑みは周りを騙す。信じてるように気づいてないのように笑う。そして、俺も相手も騙される……
相手が逃げ出したら…素に戻って徹底的におとす。２度と俺の前に現れないように。
そして、その後気づくんだ…俺はどんなに頑張っても自分に嘘をついても、仮面を貼り付けても、どんなに遠くに逃げても…俺の体に流れる血からは抗えない、と＿
けど……逃げるのはやめたい、ちゃんと向き合いたい、あいつらが待っててくれてる、きっと…いや、絶対に大丈夫。
だから＿＿＿＿＿
相「休日に学校に来てまで話したいことってなんだ＿闇雲」
最初っから俺を信じて待っててくれた先生に打ち明けよう＿＿＿
俺の秘密、俺の＿＿＿＿＿本当の家族の話を
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
相澤Side
何かしら訳ありだとは入学当初から感じていた。貼り付けたような絵に描いたような笑顔、それはTVにでるヒーローやタレントがする作り笑いと似ていた…
けれど、その訳を無理やり聞いてもはぐらかされるのが目に見えていた…合理的じゃない。
体育祭の次の日、学校に来た闇雲を見て……どこか、安心した自分がいた。
『珈琲でいいか？』
闇「はい…」
俺は何も入れずに珈琲を渡すとお礼を言って受け取る。相談室のソファーに座ると、闇雲はチラリと俺を見て珈琲を口にする。
その姿はまるで英国貴族のようだった…
闇「すみません、どこから話したらいいのかわからないので…質問してください」
『合理的だな……お前の個性の影響なのか？その再生能力は』
闇雲はﾋﾟｸｯと反応すると気まずそうに目をそらす。これは聞いてはいかない類なのか…
闇「いえ、この再生能力は別の個性の影響です。」
『そうか……』
(その別の個性については聞かないほうがいいな)
『……体育祭に来ていた人は』
闇雲はそれを聞くとさっきよりも気まずそうに少し震えていた…けれど、すぐに深呼吸をして俺を見る。
闇「ヒーロー出あるあなたなら『Executive』って知ってますよね？」
『!!』
、
闇「俺は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
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マコ。 - めっちゃ面白いです！続き待ってます！無理をなさらないようにお願いします (4月18日 8時) (
レス) @page20 id: 93d48d551a (このIDを非表示/違反報告)
土方レモン(プロフ) - 続き待ってます!!更新頑張ってください！ (2020年3月1日 13時) (レス) id: fe9b87b91a (このIDを非表示/違反報告)
アリス - すっごくおもしろいです！！続き気になります！！更新楽しみにしてます！！ (2020年1月1日 22時) (レス) id: 6baede7e5c (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 続き気になる!!、更新頑張ってください!!!! (2019年9月15日 19時) (レス) id: eb9a0c61ed (このIDを非表示/違反報告)
雪宮暦 - めっちゃ続き気になります！ 更新頑張ってください (2019年6月2日 23時) (レス) id: 8bc008a5bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美夜 | 作成日時：2019年1月31日 15時
