８【異変と呪縛の言葉】 ページ11
切島Side
闇雲の様子がおかしいと思ったのは休憩が終わって会場に集まった時。
あいつが集合時間に数分遅れて来てミッドナイトに軽く注意を受けていた
切「闇雲。どっか調子悪いのか？」
『…ちょうし？…あ、大丈夫』
闇雲は少し下を見たまま答えてる
(何だそのへんな返答…)
切「本当に体調悪くなったら言えよ？すぐに先生に言いに行くからな‼」
俺はニカッと笑うと闇雲は顔を上げて俺をみる
その目には…色がなかった
先生の合図でみんなは周りと話始める
俺は闇雲の様子が気になって爆豪と組み終えたあと闇雲を探していると普通科の奴と話す闇雲を見つけた。
(普通科のやつと知り合いだったのか？そう言えば教室で挑発した時いなかったな…)
闇雲に少し戸惑っていた普通科の奴は納得したのか頷くと闇雲と別れる。
俺はその普通科のやつ目で追いながら闇雲のところに行く。
『知り合いなのか？』
闇「…爆豪と組めたのか？」
(あれ？いつもの闇雲…？)
『おう。闇雲は誰にするんだ？』
闇「さぁ…」
『お前…まぁ、敵に教えたりしないか』
闇「あいつを選んだのは必要な個性の持ち主だったからだそれに―」
ボソリと言った最後の言葉はよく聞き取れなかったけどやっぱり闇雲の瞳には光がないくすんだ黒紫の瞳をしていた。
その瞳はまるで何かに操られているような自分の意志では動けない人形のような…
すると先生からの終了の合図があって俺は爆豪の怒鳴り声に慌てて向かうとする
『闇雲、何があったかは知らないけど…俺たちは敵だけどクラスメイトで仲間だからな！』
闇「……」
そう言ってから俺は爆豪のところに行く
闇「クラスメイトで、仲間…？」
俺は知らなかった。闇雲がか抱えるものが俺が考えているようなものと違って深いものだったことを…
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「それにしても随分とあのクラスに心を許しているんだな」
「…あの子にどんな命令を出したんですか」
「命令じゃない」
「あなたの言葉はあの子にとっては絶対なんです。それを知ってて提案するなんて…」
「随分とあいつにつけ込んでるな」
「…」
「ここで下手に目立つと
あいつが俺の跡を継ぐための、な」
男はニヤリと笑う。
俺たちは…闇雲の取り付く強力な呪縛の正体を知らない
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マコ。 - めっちゃ面白いです！続き待ってます！無理をなさらないようにお願いします (4月18日 8時) (
レス) @page20 id: 93d48d551a (このIDを非表示/違反報告)
土方レモン(プロフ) - 続き待ってます!!更新頑張ってください！ (2020年3月1日 13時) (レス) id: fe9b87b91a (このIDを非表示/違反報告)
アリス - すっごくおもしろいです！！続き気になります！！更新楽しみにしてます！！ (2020年1月1日 22時) (レス) id: 6baede7e5c (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 続き気になる!!、更新頑張ってください!!!! (2019年9月15日 19時) (レス) id: eb9a0c61ed (このIDを非表示/違反報告)
雪宮暦 - めっちゃ続き気になります！ 更新頑張ってください (2019年6月2日 23時) (レス) id: 8bc008a5bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美夜 | 作成日時：2019年1月31日 15時
