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馬鹿田高等学校。


落書きだらけの校門に荒れたグラウンド。風に吹かれてゴミが音を立てて転がっている。校内はヤンキーで溢れ、窓ガラスは割れ、校舎は殺伐としている。目の前の殺伐としたこの風景はマジ女に似ていて少し懐かしさを感じていた。


校舎に入れば廊下には怪我をした生徒が倒れていたり、休むように座り込んでいたりとどこかの高校と派手に喧嘩をした後なのだろうと推測できた。


男子校だから男子しかいない場に、女子である私が校舎内をうろついていることに疑問を感じているような視線が刺さる。


「女がうちになんの用だ?ここは馬鹿田だぞ」
「喧嘩売る相手間違えてんじゃねえのか」

『喧嘩売りに来た訳じゃないです』

壁にもたれて座り込む男子生徒達に声をかけられた。睨みつけるような険しい表情をする男子生徒を宥めるように話す。


「じゃあなんだよ」
『職員室どっちですか?』


喧嘩売りにきた訳じゃないと分かれば、職員室の場所を親切に教えてくれた。Aは倒れた生徒を踏まないようにと避けながら職員室へと向かった。





03.マジ女のヤンキー


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はる - マジすか学園5が好きだったので、この上ない最高のコラボで嬉しいです!続き楽しみにしてます。 (2019年1月19日 19時) (レス) id: 9c6b3425c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:s | 作成日時:2018年12月31日 18時

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