転生したら推しが殺し屋になってたマジ卍７[stpr]

発狂333回目 ページ48

Aside


『ねぇねぇ96ちゃん』
96「どうした？」



ボロボロになった体でも反応してくれる



『この子どうしよう』
96「その子どうしたん？」
『拉致られた子らしい』
96「最後にこの子自身で警察行ってもらうしかないか……」
『……まぁ、全員潰したらそーすっか』



なーくん達が心配で、愛菜に夢ちゃんを託して私も向かう



『なーくん！』



いやシンプルにﾀﾋにかけ
全員意識が朦朧として倒れてる



「くそ……また来たか……」



相手もボロボロっぽいし、なーくんに許可をもらって撃つ
私達の勝ち



『なーくん、大丈夫？ジェル君も立てる？』



さとみ君に電話して、大丈夫な人になーくん達を運んでもらう



『まふ君も立てる？そらるんも…』
ま「僕はどうにか……」
そ「いった……」



浦島坂田船は、うらたんが重症



坂「うらたん！？大丈夫！？」
浦「多分……」
『センラ君とまーしぃとさかたんは？大丈夫？立てる？』
セ「ありがとうAちゃん。俺達はうらたん運ぶから」



ぞろぞろとみんなが入ってくる



96「大丈夫？……じゃないな…天ちゃん、そらるんお願い。ワシまふ君運ぶわ」
夢「うわぁぁぁぁぁん！！」
な「え……誰…？」



ま、そうなりますよねー



『夢ちゃんおいで……よいしょっと…』



夢ちゃんを抱っこして寝かしつける
きっとこのまま朝まで起きないだろう
もう9時を過ぎてる



『ここに寝かしとくか……』



外に出て、一目のつくようなところに寝かせる
雨はやんでいる



『おやすみ……また会おうね……』



私はその場を後にする
帰りの車は、部下の人が超でっかい車で迎えに来てくれた
全員乗れるのはエグいて…



な「A、さっきの子誰…？」
『あぁ……拉致られてた子がいたからその場さとみ君に丸投げして保護しといた』
る「A、小さい子が好きなんですね」
『うん、だって可愛いじゃん』
愛「え？ロリコン？」
『お前に言われたくねぇよ^^』



重症組は、後ろの方で誰かしらに看病されながら横たわっている



96「消毒するから大人しくしててな」
天「痛い痛い痛い！消毒液をそのままかけるんじゃない！」
そ「おっそろし…」
ま「僕じゃなくてよかった…」



るぅちゃんも結構な傷を覆ったようで、後ろに横たわっている



『るぅちゃん、大丈夫？』
る「A……大丈夫ですよ…」



少し弱々しく微笑むるぅちゃんに、謎の母性本能が出そう

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