転生したら推しが殺し屋になってたマジ卍７[stpr]

発狂323回目 ページ38

Aside


さ「どこ噛まれた？……って、聞くまでもないな……くっきり跡ついてる」



指先でなぞられる
くすぐったい……



『んっ…』
さ「ちょっと声我慢してな……」



ｶﾞﾌﾞｯ



『いっっ…！』



先輩に噛まれたところを、再度さとみ君に噛まれる
本当にマジの方で痛い
痛いんだって……



さ「ぷはぁっ……」



私はベッドに倒れ込んでしまう
さとみ君は私の耳元で懇親のイケボで言う



さ「上書き…な…？_ﾎﾞｿｯ」



その一言で一気に顔に熱が集まってくるのがわかる



さ「少しボタン外して、洗ってやるよ」



洗ってやるって言っても、濡らしたタオルで拭いてもらっただけ
終わったらボタンも留めてくれる



ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ



誰かが入ってくる
さとみ君がカーテンを開けて誰か来たのか確認



さ「逢坂先生でしたか」
『あ、先生〜』
逢「先生〜じゃないでしょ！？大丈夫！？なんか、凄い子に絡まれたらしいけど」
『あぁ、はい。大丈夫です』
逢「次の授業も休んでていいから、ね？」
『あ、はい、ありがとうございます……』



さとみ君は次の時間も私の側にいるようで……
逢坂先生は戻っていった
一気に体の力が抜けてく
一度起こした体が倒れていく



さ「おい、大丈夫か！？」
『大丈夫……ちょっと疲れただけ…』



ゆっくりと掛け物をかけてくれる



『ありがとう……』



肩で息をする



『……暇なの？』
さ「これでもな組としての任務は果たしてんだよ」
『言っちゃったよ』
さ「他の組のやつらがいつ襲撃してくるかはわかんねぇんだよ。だから、偵察も何もさせない為にいろいろとやってんだよ」
『へぇー……私がいるからじゃね？』
さ「バーカ。俺達の仕事は、お前を守る事なんだよ」
『………………なんで？』←アホの極み



はぁ……と深いため息をつかれる
あれ？
私……呆れられてる…？



さ「お前を家に入れるときに、全員で約束したんだよ。Aの命が第一だって」
『へぇー………守られてた時期になんちゅーこと考えたの？』
さ「それは……うん……」



わからない人の為に説明！
私は、な組に入る前にるぅ莉犬の事を2回目、なーくんの事1回、命賭けて助けました^^
ﾀﾋにかけでした^^
守られてる時に守る事を考えるってどゆこと？



ｺﾝｺﾝｺﾝ



誰かが扉をノックする



さ「はい、どうぞ」



入って来たのは保健の先生



保先「Aさん、ちょっと話聞かせてもらってもいいかしら？」

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