転生したら推しが殺し屋になってたマジ卍６[stpr]

発狂244回目 ページ8

ころんside


バタリと人が倒れたような音が3回
そして、しばらく経った後にもう一度バタリと聞こえた
2人と目を合わせる



こ「今、バタリって音が…」
る「…離れてください」



るぅと君が手に持っていた銃で襖を何回も撃つ
襖ってこんなに頑丈なものなの！？



る「開きました！！」



襖をバァン！と開けて入る
苦いような匂いが鼻腔を突き刺すように
入口付近にはターゲット3人がﾀﾋんでいた
ガスマスクをしているから、Aが殺ったんだろう
部屋の奥の方に、Aが倒れているのを見つけた
僕は急いで駆け寄る
意識が無い



こ「Aっ！？聞こえる！？ねぇ！」



体を揺さぶっても反応がない
Aを抱き上げる



莉「ころちゃん！ここは危険だから早く逃げるよ！Aを連れて早く！」
こ「虫の息だよ！？」
る「ころちゃん！こっちです！」



るぅと君の指してくれた方に進む
部屋から抜け出して、Aの名前を呼ぶ
いくら話しかけても返事がないどころか動かない



る「ころちゃん、早く戻りますよ」
こ「うん！」



僕達は必死に部下のいる車へ走る



「ど！？どうされたんですか！？」
こ「Aが危ない！急いで！」
「わ、わかりました…」



家に向かってる間も、Aに必死に呼びかける
少しるぅと君が手当てをしていた



る「外傷はないですね……やっぱり、さっきのガスが……」
莉「2人は大丈夫？部屋の中に入っちゃったけど…」
こ「僕は少し吸っだけ…」
る「僕も…まだ体に異常はないです…」



虫の息同然のAを見て、泣きそうになる



こ「A…お願い…ﾀﾋんじゃったりしないよね…」



Aの手を取り強く握る



「着きました！」



車から飛び出して家に駆け込む



る「ころちゃん！救護室です！」
こ「わかった！」



僕達が騒いでいるのが耳に入って、なーくんとジェル君が出てくる



な「A！？」
ジ「何があったんや！？」



急いでる僕の代わりに、莉犬君が説明をしてくれた



莉「ターゲットの部屋にガスがまかれていて、ガスマスクをしたターゲットらに閉じ込められたんだよ…」
な「そっか…3人に怪我はない？」
莉「俺達は大丈夫…」
ジ「お茶入れとくからリビング入りや」



そして、救護室…
Aを真っ白いベッドに寝かせる



る「ころちゃん、ここは僕に任せてください」
こ「…頼んだよ」



Aをるぅと君に託して、リビングに戻った
なんで……こんな事になっちゃったんだろう……

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