転生したら推しが殺し屋になってたマジ卍６[stpr]

発狂285回目 ページ49

Aside


時刻は8時55分
バーの中ですでに待機
と、主がバーに入ってきた



主「おぉ、すでに待機か……よくやるな」
『ありがとうございます』



私は頭を下げる
……めんどくさ



主「じゃあ、そこのグラスにあの酒を注いでくれるか？」



私は「はい」と手際よくグラスを手に取りお酒を注ぐ
そこのグラスにあの酒って意味不明だわ



『どうぞ』



主の座った席に、グラスを出す
コトンと、グラスと机のぶつかり合う音がする
その酒を一気に飲み干す



主「あぁ〜」



いい飲みっぷりなことで……



---30分後---



主「部屋こいよぉ〜。おぉん？主の言うことがきけないのか〜？」
『主人様、さすがに飲みすぎでは？』
主「いいから、部屋に来いよ〜？」



うわ酒臭っ



『わかりました。お部屋まで送りしますから、肩にお捕まりください』



どうにかして担いで部屋に連れてく
全くこのぶt(主は……←今豚って言おうとした？



主「おいお前〜、Aと言ったか〜？」
『はい、Aです』
主「自分のご主人様を満足させてみろよ〜」
『はい？』



と、ベッドに押し倒される
服の中に手が入ってくる
いやセクハラどころじゃないんですけどぉぉぉぉぉぉ！？



『ちょ！？主人様！？いけません！』
主「は？メイドは大人しく主人の言う事を聞いてればいいんだよ！」



いや主酒飲むと性格変わるタイプだったかぁぁぁぁぁぁ



ﾄﾞﾝ!



力強く扉の開く音が聞こえる
誰かいる
るぅちゃんが助けに来てくれたんだ……！
ホントるぅちゃん王子様なんだかr



？「父上！それ以上はお辞めください！」



うん誰？



？「ごめんね。僕の父上が…」



そう言って、寝落ちた主から私を引っ張り出してくれる



『あ、ありがとうございます…』
？「いきなりごめんね。僕は颯人、そこで寝ている人の息子さ」



颯人…？
あの高山颯人？
主の息子って言う？



『え！？ああああの、失礼しました！』



シンプルにもう一人の主いたぁぁぁぁぁぁ



颯「そんな、かしこまらなくて大丈夫だよ。ところで、君の名前は？」



私は慌てて姿勢を直す



『は、はじめまして！私、本日から1週間ほどお世話になります、メイドの紅葉Aと申します』
颯「君、高校生だよね？僕と同じくらいかな？」
『い、いえ。私はまだ中学生です……あはは……』
颯「えっ！？中学生って……でも、受験とかもあるd」
『1年なのでお気になさらず^^』
颯「えぇ！？」



なんかもの凄く申し訳ない……

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