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「まだ全然ここに居てくれていいよ。出て行けなんて言わないし。お金無いなら渡すし」
Aは、この人と一緒に居たいだろうから。
「……うん。ありがとう」
静かになったから、安心して寝たと思ったのに20分後くらいに又始まった。
「ギョンス、あのね」
「なに？ 寝れない？ 」
「聞いて。あのね、実は、わたし写真撮るのも、すっごく上手いんだよね」
……今度はカメラマンにでも推薦しろってか？
「本当に本当に上手いんだよ？ カメラもちゃんとしたの持ってるし。日本に置いてきちゃったけど」
「うん、だから？ 」
「だからー、マスターさんになろうと思うんだけど 」
「はい？ 」
「あれって、まずどうすればいいの？ ペンカフェ作るのが最初？ で、事務所に許可貰うの？ 」
「さぁ。分かんない」
もう面倒くさくなって来た。一体何考えてるんだろ。
ミンソクヒョンも何でこんなの相手にしてるんだろ。
「教えてよー。本当に本当に上手に撮るから！ それでね、有名なマスターさんになる為にねギョンスの協力が必要なの！ 」
「……なに」
「家でギョンスの写真撮らせて」
「無理」
「えー！ だって、そうでもしなきゃ人集まらないじゃん」
「無理。絶対無理」
「本当に綺麗に撮るから！ 実物よりもカッコ良く撮るから！ 」
「そうなってどうすんの？ 」
「わたしもギョンスと一緒に世界中飛び回る！ 写真撮る為に！ 」
「僕じゃ無いだろ？ そんなにベクと居たいの？ 」
「……だって、家にいる時のベクしか分かんないもん。スケジュールって言って女と会ってても全く分かんないもん」
「心配しなくても大丈夫だよ」
浮気されても別れないくらい好きなんだから。
「大丈夫じゃないよ。怒ってたし、今だってわたしが居なくて羽伸ばしまくって、どっかの女としけこんでるよ」
「……そんなに好きなのに、何でミンソクヒョンとも寝るわけ？ 」
意味が分からない。好きな人は1人で十分だろ。
「しうちゃんも好きだから」
呆れる。
「……僕に言わせればそれって、本当はどっちの事もそんなに好きじゃないんじゃない？ 」
「え、」
「本当に好きなら、相手の事考えたら他の男と寝るなんて普通しないよ」
正論過ぎる僕の発言が堪えたのか、返事は無かった。
でも、また暫くして、
「ギョンス、レンズ高いの買って」
うん。駄目だコイツ。
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もにか(プロフ) - はるさん» はるさんありがとうございます（≧∇≦）神様にすっ飛ばされたいいとこもギョンスの夢に出てくるので楽しみにしていて下さい(^з^)-☆ (2016年9月2日 4時) (
レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - mgさん» mgさん(^з^)-☆ありがとうございます！ そこ褒められると思ってなかったので照れます（≧∇≦） (2016年9月2日 4時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - なるほど、溺愛お兄ちゃんに繋がっているのですね！！繋がりに気付けた時すごく嬉しいですし、ほんとに繋がり方が天才です（ ; ; ）！ (2016年9月1日 23時) (レス) id: 9069106537 (このIDを非表示/違反報告)
mg(プロフ) - 話の繋げ方がどの話も天才的すぎて！！やばいです！！ (2016年9月1日 23時) (レス) id: 33509aae55 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - ひつじさん» 買ったげて買ったげてー！笑 スキャンダラスでのギョンスの発言の真意も想像して楽しんでくれれば嬉しいです（≧∇≦） (2016年9月1日 17時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2016年7月27日 22時
