神様との話 ページ9
皆が練習を始めそれを見ていると再びアフロディに話しかけられた。
ベンチに座って2人で会話をする。
｢君、昨年はマネージャーじゃなかったよね？新入生なのかい？｣
《いえ、私は今年雷門中に転校して来たんです。3年生なんですけどね。転校して直ぐ守君にサッカー部に誘われて、練習見てるの凄く楽しくて入る事にしたんです。》
｢僕達と同い年なんだね。あ、まだ自己紹介をしていなかったね。僕は亜風炉照美。アフロディと呼ばれているよ。予選準決勝で君達と戦った世宇子中のキャプテンなんだ。｣
《テルミ君って言うんですね。よろしくお願いします。世宇子中、とても強かったですよね！テルミ君の技もとても綺麗でかっこよかったです！》
｢そう言って貰えて嬉しいよ。君はいつもそのノートで皆と会話しているのかい？｣
《はい。有人君は手話を覚えてくれたので、有人君以はこのノートでお話してます。今までの会話もある程度残ってますよ。》
その文字を見せ、ノートを渡す。
｢見てもいいのかい？｣
アフロディの言葉にAが頷く。ペラペラとノートを見ているとあるページに目が止まった。
｢このページはなんだい？皆の名前が書いてあるけど。｣
ノートを受け取り、別のページに文字を書いた。
《皆さんの名前を書いてもらっているんです。名前を間違えたら失礼ですから。テルミ君も書いてくれますか？》
｢あぁ。もちろんだよ。｣
そう言って“亜風炉照美”と書いた。
《照美君ありがとうございます！》
｢アフロディ何してるんだ？｣
｢彼女と少し話をしていたんだ。｣
名前を教えて貰いました！と言わんばかりに書いてもらった名前を見せる。
｢そのページもかなり埋まってきたな。｣
豪炎寺がそう言うとリュウジは不思議そうに言った。
｢何それ？皆の名前書いてるの？｣
｢…あぁ。お前達も書いてやったらどうだ？｣
｢俺達の名前も書いていいの？｣
ヒロトに聞かれAは笑顔で頷いた。
｢明日に帝国のメンバー達が来るから、また沢山名前が入るな。｣
ーはい！とても楽しみです！ー
｢アフロディもサッカーやろうぜ！｣
｢あぁ。Aちゃん、会話に付き合ってくれてありがとう。｣
《照美君ありがとうございました！お話楽しかったです！》
その文字を見たアフロディはにっこりと笑ってフィールドへ入っていった。
｢Aちゃん、おにぎり作るの手伝ってくれる？｣
冬花に言われ笑顔で頷き、部室へと戻った。
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りぃこ - なんだこの優しい世界｡｡。 ストーリーにも泣けたけどコメ欄にも泣けた。 いい人にもいい作品にも出会えた。 もう悔いることは何もない。しばらくこの余韻に浸っていよう。 (2020年8月7日 3時) (
レス) id: 93f58bce86 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - でも、体には気をつけて頑張って下さい！こんな事しか書けなくてすみません。でも書かせて下さい！これからもずっと応援しています！！ (2020年6月29日 20時) (レス) id: 8805bfa010 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - この小説を作ってくれてありがとうござます！！私も聴覚の障害はないのですが、この小説を読んでいると障害を持っている人達の気持ちが分かってとても感謝しています！！このご時世いろいろ大変だと思います！ (2020年6月29日 20時) (レス) id: 8805bfa010 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっちー - 一緒に頑張りましょう！ (2020年6月28日 4時) (レス) id: 181c5fcd33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっちー - でも、今でも同年代の男の子を見ると、私の事を噂しているのではないかと、思ったりしています。後、私は、アスペルガー症候群という自閉症です。なのでヒトについてよく分かりません。この苦しみは理解されることはないと思います。 (2020年6月28日 4時) (レス) id: 181c5fcd33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸ノ撫子 | 作成日時：2020年6月4日 12時
