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時が経てば大丈夫だと何故か思い込んでいた
どうして 今を拒む 終わりはない
静寂の中で1人いつかただ死なせて欲しい
乾いた瞼を閉じるように 思い出を消して
塞ぎ待つ夜を
.
北「A、いた……！」
「Aー！！！！」
車を停めて当たりを探していると
歌声が聴こえてきてそちらに進むと
少し高い場所にAを見つけた。
名前を呼ぶけど、俺らはAの左側。
聞こえてない方だからか、全然気付かない。
北「Aー！？お前何してんだよ！」
北斗が走っていって慌てて後を追いかける。
まだAは気付いてなくて、
立ち上がって一点を見つめていた。
今にも海面に吸い込まれそうで
怖くて息が上手く吸えない。
.
北「何してんだよって！」
急に手を掴まれて振り返ると
息を切らしたほっくんが立ってて。
あれ、なんでここに。
北「お前、今日、病院、」
「あ、ぁ。ちょっとサボっちゃった」
北「サボっちゃったじゃねーよ！治んなかったらどうするんだよ！携帯も電源切ってこんなとこ来て、心配するだろ！！！！」
ほっくんに怒鳴られるのは初めてのことで
少し怯んでしまう。
北「お前変なこと考えてないだろうな、」
「…変なこと？考えてないよ、」
樹「じゃあこれなんだよ」
カバンの下に置いてた、最後の手紙。
じゅりくんはそれをペラペラとさせながら
眉間に皺を寄せている。
樹「頼むからさ、1人で抱え込むなよ……」
そう言うとぐっと抱き寄せられて、
後ろからほっくんにも抱きしめられる。
北「何考えてるか知らないけどさ、お前は1人じゃないんだよ。不安なら不安だって、辛いなら辛いって言っていいから」
樹「俺達7人じゃなきゃダメなんだよ、勝手に居なくなろうとすんなよ」
「……私がいるから、目の前にあったデビュー、消えちゃったんだよ」
結成日なのに皆で泣いた夜が脳裏を過る。
あの後滝沢くんに聞いたんだ。
不安材料があるから、って。
あの目は、お前がいるからだって、。
「しかもさ、今までも言われてた言葉に過敏に反応してさ、」
「体もなんかおかしくて、迷惑しかかけないよ」
「治療してそれでも歌いにくくなったりしたら、」
「私SixTONESにいる意味、なくなっちゃう、」
不思議と涙は出なくて、
代わりに泣いてたのは、
じゅりくんの肩越しに見えたジェスくんだった。
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apsl5(プロフ) - えみかさん» 読んで頂きありがとうございます！SnowManとの絡み承知しました！彼らをよく知らないので少しお時間頂くかもしれませんが必ずアップいたします！ (2020年11月25日 10時) (
レス) id: 4316f74eaf (このIDを非表示/違反報告)
apsl5(プロフ) - 美紀さん» お返事遅くなってすみません！ありがとうございます！！ (2020年11月25日 10時) (レス) id: 4316f74eaf (このIDを非表示/違反報告)
えみか(プロフ) - 更新お疲れ様です！SnowManとの絡みが見たいです (2020年11月25日 8時) (レス) id: 5aa5476ce3 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月17日 19時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じうけん | 作成日時：2020年11月16日 10時
