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「治癒系の個性！かっこいいよね！」
『そうかな…』
ピンク色の肌をした明るい女の子がそう言う。
更衣室の中の女子生徒は少なく、
うちのクラスとは違って室内を広々使えた。
「なかなか珍しいよね」
『ありがとう…』
「そんな緊張なさらないでください」
みんな優しいようで安心。
あとは質問攻めの多い会話で、更衣室が大いに盛り上がった。女子の平和な空間は久々で気分がほっこり。
「Aちゃん、私と同じアパートなんよ！！」
聞き慣れた可愛い声。
そっか、お茶子ちゃんがいるんだ…！
盛り上がりながら更衣室を出て、ふと後ろを振り返ると相澤先生が立っていた。
「お友達作りをしに来たのか」
『ひっ…』
「いいか、お前の役割はこのクラスのサポートだ。
余計な馴れ合いはするな」
『折角なので、お友達くらい作らせてください』
「…………その分しっかりやることはやれ」
『…はい！！』
＿＿＿＿＿
『けが人ゼロ…と』
早いことに演習授業も終わり、
設置されたテントの中で記録をとっていた。
何もなかったのはいい事だけど、
ずっと見てるだけもなんだかなぁ…
それぞれが更衣室へ向かう中、私は1人、
道具類たちを集めて片付ける。
「おつかれさま」
『…？あ、あぁ…おつかれ、さまです』
頭上から聞こえてきたのは、
少し聞き覚えのある、あの声。
「暇だったか？」
『まぁ…けが人いなかったし…』
「こんなこと、あるんだな」
『え…？』
「演習のときは、いつでも会える」
『え、えっと…確かにそうだけど…
怪我はしちゃダメだからね…』
「じゃあ見てる」
即答で答えられた…
悔しいけど、整った顔つきの男性にそう言われると
好きとかそれ以前にドキンとしてしまう。
恐るべしイケメン…
『そういう感じ…？』
「…こうなったにしても、スイッチは持っててくれ」
『ますますいらない気が…』
「着替えてくる」
あ、都合の悪くなった途端に…
駆け足で遠くに行ってしまった友人の元へ行く彼は
少しだけイキイキしていて、ほんのちょっぴり
昔の記憶と重なった。
『私も行くかな…
あ、先生、テントってどうするんですか？』
「そのままにしとけ」
『はーい』
「…今日はけが人ゼロだったが、いつでもこうだと思うな。万が一の場合に備えておけ」
『わかりました』
ちょっと轟くんの所へ近づこうかなと思ったけど、やっぱりやめた。彼の反応がある意味、怖い。
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要 - 続きを下さい……ﾄﾞｹﾞｻﾞ (2021年12月16日 0時) (
レス) @page9 id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
あああああ - 続きが見たいです。相澤先生何言うんだあああああ (2021年10月30日 9時) (レス) @page6 id: d8f87a4e62 (このIDを非表示/違反報告)
有泉実樹 - うん(⌒▽⌒)長押し(⌒▽⌒)(⌒▽⌒) (2021年10月27日 22時) (レス) id: 641a3c9cd6 (このIDを非表示/違反報告)
リミックス - 連打連打連打連打連打連打(以下省略) (2021年10月21日 4時) (レス) @page3 id: 34ccce3c3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち | 作成日時：2021年10月21日 0時
