【ヒプマイ】白膠木簓さんの妹

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貴方side


…どうして…！？どうしてこうなった！？



私はどうしてこんなキャリーバッグを
持っている！？






『一人暮らしプランだって立てとったのに！』





悲しみに包まれながら来たのは
オオサカの道頓堀。



ここから家だってそこまで遠くないのに…！





？「おおお！！A！！！」



？「ホントに来たな…」




『兄ちゃん…。それに…盧笙さん？』




簓「せやせや！」




盧「久しぶりやな。お出迎え、簓と一緒にさせてもらったで」




『わざわざありがとう』




簓「さ！家に向かうで！」




なんか盛大にお出迎えされちゃったな…

ーーーー


簓「ここが今日からAの住む俺のマンションや！」



『わ…デカい…』




簓「ここの10階や」




『じゅっ、10階！？ひぇぇ…』




盧「ほら、A。荷物貸し」




『あ、ありがとう』

ーーーーーー



簓「この部屋や！」



『お、お邪魔しまぁす…。って広…』



盧「流石、売れっ子芸人やな…」



簓「コラコラ、これからはただいま、やろ？」



『あぁぁぁ…そうやった…』


ーーーー


荷物を三人で協力しながら片付けた




『終わったぁぁ！』




簓「よかったわぁ…丁度空き部屋があったからなぁ…！」




盧「簓、楽しみにしてたんや。Aが来るって」




『そうやと思った』




簓「可愛い妹が来たんや！嬉しいに決まっとるやろ！？！？」




『あ、改めて。よろしくお願いします』




簓「よろしい！よっしゃ！兄ちゃんが一人前にしたろ！！」




盧「こいつのことで困ったら俺に言ってな」




『大丈夫、兄ちゃんなら何とかできる！』




盧「流石、妹やな」




簓「そういや、Aは明日入学式やんな？」




『あぁ、そうやった。』




簓「見に行くか？」




『いや、騒ぎが起こりそうやからやめといて！』




簓「んなぁ。その苗字と髪と目でバレるやろぉ」




『なんか言われたらサラっと流すから』




簓「せやせや、サラサラっとな」




『ささらさらさら』




簓「ぬるぬるさらさら」




盧「簓、ここはお前が止めんと」




簓「ツッコむのとか…面倒くさいやん？」



盧「ええぇ…。」



『……あぁ折角卒業したのにぃ…また勉強せな…』




盧「大学は大事やで。」




簓「学べるうちに学んどけ！」





『へいへい。』



ーーーーーー


これからは簓兄ちゃんとAちゃんの日常を

書いていきます！


よろしくお願いします！(作者)

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