第5話 ページ6
私がバレー部マネージャーについてあれやこれや考えているとあっという間に放課後になっていた。
「沢渡さん、行こうか!!」
私の席まで片桐さんがきて話しかけた。
『うん、行こう』
そう言って私たちは教室を出る。
男子からの目線がすごく気になった。
耳をすませてみると
「あの子ゆかりさんの友達かな?まあまあかわいいよな。」
「ああいう子の方が絡みやすかったりするよな。」
なんて褒め言葉もあったけど
「なんであんな普通のやつがそばにいるんだよ。」
という厳しい言葉もあった。
傷つかないといえば嘘になるし落ち込む。
でも今更仕方がないことなのだと割り切っているつもりだ。
「こんにちは、マネージャー候補連れてきましたよぉ。」
体育館のドアを開けて甘い声をだす片桐さん。
その声に誰もがうっとりするのかと思いきや
「おっ、ナイスだ片桐!」
「後ろの子か?かわいい子だなぁ」
「見ろよノヤっさん!かわいい系だぞ!」
「ほんとだ…って、Aじゃねーか!」
総スルーだった。というか今聞き覚えのある声が……
「A!なんか久しぶりだなー。こっちに来てんのは知ってたけどクラス違ったし話してなかったな!」
私に元気よく話しかけてきたのは中学の時の同級生で同じ部活をしていた夕だった。
『ホント久しぶりだね。てかもしかして片桐さんに紹介したの夕だったの?』
「おう!お前めっちゃいいマネだったしな!」
キラキラとした笑顔で言う夕。
あとでしばく。
「なんだお前ら知り合いか?」
そう聞いてくるのは主将っぽい、お父さんっぽい人。
そういえばまだ自己紹介していなかった。
そう思いいつもは小さな声を張り上げた。
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夢花(仮垢) - うぅ……うあぁぁぁぁぁぁぉぁ。゚(゚´Д`゚)゚。なんだよざぐじゃぁ"泣かせに来るなよおおおおおぉぉぉ。゚(゚´Д`゚)゚。最後泣いて自分でもびっくりしましたよ馬鹿!←良すぎると文句口調に入りますが褒めてるのでご安心を (2018年10月10日 3時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
塩ぱぴこ(プロフ) - ょぅじょさん» わー、ほんとでした!指摘ありがとうございます!みんなエンジェルになるよう頑張ってたので嬉しいですwww (2017年1月13日 5時) (レス) id: 599e7d8c09 (このIDを非表示/違反報告)
ょぅじょ(プロフ) - 最初の説明文でパクリではなありませんになっている気がします……間違ってたらごめんなさい!すごく面白くてみんながエンジェル状態w (2017年1月13日 1時) (レス) id: 9c14c30c14 (このIDを非表示/違反報告)
塩ぱぴこ(プロフ) - 莉歩さん» ありがとうございます!ノヤっさんいいですよね〜! (2016年12月26日 12時) (レス) id: 599e7d8c09 (このIDを非表示/違反報告)
莉歩 - ノヤっさん好きなので嬉しいです!ノヤっさん可愛すぎ(。>д<)更新頑張ってください! (2016年12月26日 12時) (レス) id: 9d05eb5ec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:塩ぱぴこ | 作成日時:2016年11月10日 0時