条件その5。 ページ5
「ねえ、何してんの君?」
「…及川さ…」
「黙って」
及川さんに声をかけようとすると遮られた。
「俺らのマネージャーに、何してんのかって、聞いてんだよ!!」
及川さん…怒ってる?
「っ…別に。何もないです」
走って向こうに行ってしまう川崎くん。
残ったのは私と、気味の悪いくらい笑顔の及川さんだ。
「あの…ありがとうございます」
「いい。それよりあれ、誰」
「あ…あの」
「言えないの?」
どうしよう。言ってもいいのかな。
「っ…それは…」
「俺もその話は聞きたいな」
!!
「岩泉さん…」
「お前を襲った奴のこと、知っときたいし」
「っ…小学校からずっと学校一緒だった男子です」
「それだけには見えなかったけど?」
「…」
及川さんから静かな怒りが見える。
怒ってるん…私のために?
私はそんな人に隠し事をするの?
…言わなきゃ、ちゃんと。そして謝ろう。練習を邪魔してしまったこと。
「…小学校の頃にいろいろあって」
私は話し始めた。
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抹茶くりぃむ(プロフ) - 及川ラブさん» おお…アドバイスありがとうございます!!ぜひそうさせていただきます(*´∀`*) (2017年4月14日 20時) (レス) id: 13244b1de8 (このIDを非表示/違反報告)
及川ラブ - 文字との間隔を開けた方が読みやすいですよ (2017年4月14日 5時) (レス) id: 00ddb20afd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:抹茶くりぃむ | 作成日時:2017年3月13日 20時